あらゆるデバイスにジェスチャー操作を加える───。そんなことを可能にするガジェット「GLAMOS(グラモス)」が登場した。
GLAMOSは、自動運転車両などで使われるLiDAR技術を搭載する。LiDARは簡単に説明すると、レーザー光を使って対象物までの距離や位置などを検知できる技術だ。
GLAMOSでは、回転ミラーモジュールを使って、手の動きを検出するための領域を投影する。人の目では確認できないが、この部分にLiDAR技術が使われている。このため、どんなデバイスでも画面に触れることなくタップやスワイプといったジェスチャー操作ができるのだ。
たとえば、GLAMOSを使ってテレビやホワイトボードなどのタッチディスプレーを非搭載の製品を操作できるほか、リモコンなしでNetflixの番組を選んだり、タブレットに触れずにレシピをスクロールしたりできるとのこと。
また、1秒間に40回のペースでセンシングデータを更新するため、素早い手の動きも検知できる。サイズは37×27×34mm、重さは17.7gと超小型軽量で、ポケットに入れて持ち運べる。
GLAMOSは現在、米国のクラウドファンディングサイトKickstarterにて支援を募集している。操作したいデバイスにUSBケーブルで繋ぐベーシックモデルと、Bluetoothに対応するプロモデルがあり、支援額はそれぞれ119ドル(約1万3100円)、139ドル(約1万5300円)から支援できる。商品の発送時期は7月を予定している。
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