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松本典子の「Azure Logic Apps」超入門 ~AI編~ 第6回

Logic Appsから「Azure Computer Vision API」を使う

文字入り画像を送るとテキストに書き起こすLINEボットを作ろう

2019年10月03日 10時00分更新

文● 松本典子 編集 ● 大塚/TECH.ASCII.jp

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3.2-2. For eachコネクタの設定

For eachコネクタの設定

 検索窓で「制御」と検索し、For eachコネクタを選択します。 「以前の手順から出力を選択」部分に動的コンテンツの「event」を選択します。

3.2-3. HTTPコネクタの設定

HTTPコネクタの設定

 検索窓で「HTTP」と検索し、HTTPコネクタを選択します。

  1. 方法:「GET」を選択します。
  2. URI:表示を「動的なコンテンツ」から「式」に切り替えます。

    式に切り替える

     以下の内容をコピペします。
    concat('https://api.line.me/v2/bot/message/',items('For_each')?['message']?['id'],'/content')
  3. Authorization:以前の記事に設定方法があるので参照してください。

3.2-4. Computer visionコネクタの設定

 検索窓で「Computer vision」と検索し、Computer visionコネクタを選択します。

Computer visionコネクタの設定

 「Optical Character Recognition(OCR) to Text」を選択します。

Optical Character Recognition(OCR) to Textコネクタの接続

 上図のような表示になるので「2. Computer Vision APIの作成」で控えておいた情報を入力します。

  1. 接続名:「名前」の情報を入力
  2. Account Key:「キー1」の情報を入力

Optical Character Recognition(OCR) to Textコネクタ設定

 上図のような表示になったら、以下の内容を設定します。

  1. Image Source:プルダウンメニューから「Image Content」を選択。
  2. Image Content:HTTPコネクタの動的なコンテンツ「本文」を選択。
      ※「本文」が表示されていない場合は「もっと見る」をクリックします。

3.2-5. HTTPコネクタの設定

HTTPコネクタの設定

 文字の書き起こし結果をLINEメッセージで返信する部分です。

 検索窓で「HTTP」と検索し、HTTPコネクタを選択します。(コネクタ名は自動的に「HTTP2」という名前になります)

  1. 方法:「POST」を選択します。
  2. URI:以下の内容をコピペします。
  3. https://api.line.me/v2/bot/message/reply
  4. Authorization:上記の「3.2.3. HTTPコネクタの設定」で利用したものと同じ内容を入力します。
  5. 本文:以下の内容をコピペします。
  6. {   "messages": [     {       "text": "動的なコンテンツ「Detected Text」を選択",       "type": "text"     }   ],   "replyToken": "動的なコンテンツ「replyToken」を選択" }

 太字にしてある2つの「動的なコンテンツ」部分は、前掲の図を参考にしてそれぞれの動的コンテンツを選択します。

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