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松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析 第58回

ARキラーアプリ登場の可能性:

アップル今年は「iPhone以外」に注目

2019年09月04日 09時00分更新

文● 松村太郎 @taromatsumura

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●最大の商機は2020年か

 新型iPhoneは、大抵の場合、かなり早くからモックや中国方面のケースメーカーの先行発売などで外見上の姿はほぼ正確に把握できるようになっています。これによると、サイズやモデル構成はそのままに、上位モデルに3台の背面カメラが配置されるとみられ、カメラの出っ張りは正方形になりそうだ、ということがわかってきました。

 またプロセッサも刷新されるとのことで、パフォーマンスはもちろんですが、結果としてバッテリー持続時間などにもプラスの影響が出ることになると考えられます。ただし2019年モデルのiPhoneのハードウェア的な進化は限定的、という見方も根強く存在しているのが事実です。

 すでに韓国や米国では次世代通信の5Gがスタートし、日本でも今年始まりますが、iPhoneは2019年モデルではまだサポートしない、と見られています。アップルに限らず通信業界全体としても、4Gのときにそうだったように、iPhoneが5Gに対応するタイミングが、当面で最大の商機であることは間違い無いでしょう。

 それが今年ではないとすれば、新モデル商戦にそこまで熱を入れず、来年に備えるという見方が、業界にも消費者にも広がってしまうことになるでしょう。筆者はアップルが「そうさせないため」に何をするか、に注目しているのです。

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