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目指せロードスター乗り! バイク女子・美環がMT免許に挑戦! 第4回

コスプレバイク女子・美環、教習最大の難関「坂道発進」に挑む

2019年09月14日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 撮影●栗原祥光 モデル●美環(@puritendon

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免許取得者でも苦戦する坂道発進
バイク女子・美環はクリアできるか!?

 MT(マニュアルトランスミッション)での普通車運転を志す人にとって、最初の関門が「坂道発進」ではないでしょうか。誰もが一度は発進時にエンストし、指導員から注意を受けたことがあるハズ。運転に慣れてきたバイク女子の美環さんにも、坂道発進の教習がやってきました。

坂道発進に挑む美環さん(永遠の18歳)

 オートバイの坂道発進は、左足をつけた状態から半クラッチでスタートします。つまり体でバイクが動き始めたことがわかりますので、それほど難しいものではありません。ですが、車の場合はそうではありません。教習所で習う手順と共に説明します。

 まず坂道の途中まで登ります。坂道にはポールが立っていて、その延長線上に車両の先端を合わせて停止します。もちろん停止する際はブレーキペダルのほか、クラッチペダルも踏まなければなりません(そうしないとエンストします)。

坂道に設けられたポールに一時停止

 車幅感覚をほぼマスターした美環さん。ポールのあたりでピッタリと停められるのは朝飯前といったところ。ですが、バイクに乗っている時の癖でブレーキをガツン! と踏み込む癖がついているようで、カックンブレーキを連発します。「指導員の方は“大丈夫だよ”と優しく言ってくれるのですが、私は気に入らないんです。スーッと止まれるようになりたいです」と、徐行運転マスターを志す美環さん。

ブレーキをコントロールする美環さん

 オートバイの場合、ブレーキはフロント側が右手、リア側が右足と分かれているため、極端なことを言えば、停車する際は右手で速度をコントロールし、左足は踏んだままでカックンブレーキは回避できるのですが、車両の場合は右足で全輪をコントロールする必要があります。バイクではやっていないその動きに苦労をされている様子。でも、ここは坂道発進。話を進めます。

サイドブレーキを引く美環さん

 停車したらサイドブレーキをある程度引き応えのあるところまで引きます。そしてブレーキペダルから右足を離します。これで車両は完全に停車しました。

坂道に設けられたポールに一時停止

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