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「Crazy Small Keyboard+Mouse」を衝動買い
筆者はパソコンには40年近く作る側と使う側の双方に関わってはいるものの、いまだにタッチタイプすらできない。しかしながら、スマホ時代になって久しい昨今でも、レガシーな入力機器であるキーボードは大好きだ。
お察しの通り、筆者が大好きなのはスマホの画面上に表示されるソフトウェアキーボードではなく、実態のあるハードウェアキーボードだ。
しかし、頑固な筆者はキーボードであれば何でも良いわけではなく、こだわりたいのは昨今流行のBluetooth無線を利用したワイヤレスキーボードではなく、しっかりとUSBケーブルなどでクライアント機器と直接接続できる“有線ケーブルキーボード”であることだ。
その理由は、ひとえにその信頼性と確実性、安定性だ。自宅のパソコン環境でもモバイル環境でも、LenovoのモバイルPCである複数のThinkPadを愛用しているが、自宅では外付けのUSBキーボードと大画面ディスプレーを常時接続して作業している。
そんな筆者が、少し前にクラウドファンディングで見つけた“変態的に小さなキーボード”があった。例によってバッカーになるタイミングをミスってしまっていたところ、なんとAmazon.co.jpで売られているのを運よく知人から聞いて、脊髄反射的に衝動買いした。
その極めて小さなキーボードは「Crazy Small Keyboard+Mouse」(クレイジースモール キーボード+マウス)というやけに長いベタな名前の商品だ。
時々米国産の商品名の冠にも登場する“クレイジー”なる単語。筆者の故郷である大阪では「アホやなぁ!」って言われると、時にはCoolよりも上の誉め言葉であることも多い。“アホ”は関西人が言う“バカ”とは対極にあると考えても良いポジションだ。
“Crazy”もある意味同じ位置付けの言葉だ。今回のCrazy Small Keyboard+Mouseのクレイジーも“正気じゃないぶっ飛び”というイメージが限りなく近いだろう。商品が届いてほんの10分ほど触ったときに、まさにその心境になった。
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