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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第612回

パナ「LUMIX S1」の猫認識AFを外猫で堪能

2019年05月29日 10時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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ギロッと睨んだこの目付きにぞくぞくした1枚。ちゃんと腰や背中じゃなくて顔にピントが合ってるのが素晴らしい。2019年5月 パナソニック LUMIX DC-S1

 春の新製品デジカメで猫を撮るシリーズは、前回に引き続きパナソニックのLUMIX S1である。今回は散歩で出会った猫たち。

LUMIX DC-S1と標準ズームの24-105mm F4。ボディーはゴツいけど操作性は抜群でファインダーもきれい。さすがのハイエンド機

 デカくてがっしりしたハイエンドのフルサイズミラーレス一眼で、お値段もそれなりなんだけど、コレ、持ったときの「信頼できそう」な感じ、ボタンやダイヤルを操作したときのこっちの意志がダイレクトに伝わる感じ、そして高性能と、高いだけのことはあるカメラなのだが、それよりなによりこれである。

 「猫自動認識AF」。もちろん猫に限らず、人体でも犬でもいいんだけど、このように猫を見つけると緑の枠が出てそこにピントが合うのである。

横を向いててもちゃんと猫を判別してくれるAFがすばらしいのである

 顔が見えてなくてもOKなのだ。いったい、何を見て猫だと判断してるのかよくわからないのだけど、ディープラーニングとかですかねえ。一度開発者に取材したいと思っているくらい。そして、背中を向けててもOK。猫の背中を見つけるカメラ。もうよくわからないけどこれは楽しい。

背中を向けててもちゃんと猫は猫であり、認識してくれるのである

 背中を撮るのもいいけど、やっぱ顔を見たいよねってことで声をかけたらギロリと振り向いてくれた。この「なんだこのやろう」といいたげな目元がいい。夕刻なので西日が反射してキラキラ光ってるのもいい。

振り向いたときのちょっとやさぐれた目付きがたまらない。お寺のお堂の廻縁にて。くつろいでるとこを邪魔しちゃってすまぬ。2019年5月 パナソニック LUMIX DC-S1

 このギロリった目付きが気に入ったので、ちょいと寄った写真を冒頭写真に使わせてもらったわけである。場所はとあるお寺のお堂の廻縁。外の人が入ってくる場所ではないので猫的にはくつろげるのだ。耳がカットされているところを見ると、ちゃんと去勢されてお寺で世話をされている模様。

 で、感心したのが、撮影時は猫全体に緑の枠が表示されてるんだけど、冒頭写真を見ると手前にある猫の腰からお尻部分じゃなくて、顔にピントが合ってる。

 このクラスのカメラになると、「猫」じゃなくて「猫の顔」、さらには「猫の瞳」とピンポイントで合わせないといけないケースもでてくるわけで、そこをちゃんとしてるのはさすがだなというか、なぜちゃんと顔に合うのかやっぱ質問したい。頼りすぎちゃうと、たまに顔じゃなくて胴にピントが合っちゃってることもあるので難しいのだけど。そうそう、顔が見えてないときはちゃんと背中にピントが合います。

顔が見えないときはちゃんと背中にピントがあう。猫の背中。2019年5月 パナソニック LUMIX DC-S1

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