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新車を買った情報2019 第14回

マツダ ロードスターRFのタイヤ交換で、安いトルクレンチを使う

2019年04月29日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集●西牧

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もう自分の勘ではできない身体に

 ところで、昔はどうやってホイールナットを締めていたかというと、勘であります。現在のNDロードスターも含めて車載工具のタイヤレンチの長さは、どれもおよそ25cm程度のはずであります。この長さの棒の端っこをつかんで、道路運送車両法が想定する乗員の体重55kgをかけると、おおむね100ニュートンメートルちょっとの、規定値に近いトルクがかかるようになっているわけです。

 ですが、法が想定する体重を遥かに超えたいま、感覚的なトルク換算も日に日に難しくなってまいりました。おとなしくトルクレンチにした方が、面倒がなくていい。実際使ってみると、あまりに簡単すぎてもう後戻りはできません。

 聞けば安い製品でも精度に大した差はなく、違いは耐久性だけだそうです。となれば、使うのは年に2回のタイヤ交換程度。そしてどのみちトルクレンチは時間が経つと狂うものでありますから、いずれはデジタル式の便利なものを買うだろう。そういうことにして、まずはこのスエカゲくんを使い倒していくことにいたします。

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