プリンストンのデジギア道 第81回
ドッキングステーション「PUD-CDOCM」でHDMI、VGA、LAN、Type-Aを使う!
USB Type-C搭載PCやiPad Proの「端子足りない問題」を解決する
2019年03月01日 11時00分更新
USB Type-C問題について考える
USB Type-Cを搭載するモバイルノートPCが増えている。「USB Type-C ノートPC」と検索すると、レノボの「Ideapad 720S」やエイスースの「VivoBook S15」、デルの「Inspiron 13 7000」といった大手メーカーのスタンダードクラスのノートPCが検索結果として表示される。
一方で、サードパーティー製の周辺機器は、まだまだ従来のUSB Type-Aが根強いという印象だ。たとえば、家庭向けプリンターの多くが、標準の同梱物としてUSB Type-Aタイプのケーブルを採用している。
2種類の端子が混在している状況は、ユーザーにとっては悩ましい。
デジ像 DockingStation PUD-CDOCMを活用する
無線でつなげるものは無線で、そうでないものは、映像の伝送や給電にも対応するUSB Type-Cで、というのが、これからモバイル機器が向かう方向ではあると思う。しかし現在はその過渡期であり、「さまざまな端子を使いたいが、手持ちの機器はType-Cしか使えない」といった状況が発生しやすいのである。
「デジ像 DockingStation PUD-CDOCM」はUSB Type-C端子に接続するだけで、USB Type-A端子(USB3.0)、LAN(Gigabit Ethernet)、HDMI、VGA(D-Sub 15ピン)の4種類が使えるように変換してくれるドッキングステーションだ。
USB Type-Aの周辺機器が使えるようになるだけでなく、プロジェクターやディスプレーへの出力もできるようになるし、有線で高速ネットワーク環境に接続できるようになる。
※HDMIまたはRGBへの出力を行なうにはPCがUSB Type-C DisplayPort Alt Modeに対応している必要があります。また、HDMIとVGAの同時出力はできません。
サイズはおよそ幅105×奥行き63×高さ16mm、重量およそ82gとコンパクト。USBバスパワーで動作するためACアダプターは不要。携帯性もよい。
ノートPCを入れているケースに一緒に入れて常に持ち歩けば、出先でプロジェクターに接続したいときなどに便利だ。会社のデスクに常に置いておき、外出先ではノートPC単体で、オフィスではディスプレーやキーボード、有線LANを接続して、デスクトップPCに近い状態でノートPCを使うといったことも可能。
USB Type-Cしか搭載しないノートPCをメインで使っているなら、1台持っておきたい製品なのだ。
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