筆記イメージは視認性重視の太字
グリーン発色のLCDの視認性は最高
さて、肝心のBB-12の筆記感覚や筆記文字のイメージはどうだろうか? 過去すべてのBoogie Boardを衝動買いし、ユーザとして使ってきた感覚では、もともと、Kent Display社のBoogie Boardは多少ボールド(太字)気味だが視認性を重視しているように思える。
大陸産の“なんちゃってブギーボード”は、どちらかと言えば、視認性よりもより多くの詳細な文字を表現する方向に向かっているようだ。しかし、ご本家のBoogie Boardは相変わらず視認性重視のスタンスだ。実際に過去のBoogie Boardと最新のBB-12を並べて、同じように筆記してみると、その目指すところがよく分かる。
比較的新しい「Boogie Board Blackboard」を比較対象にして同じようにそれぞれのスタイラスで筆記してみた。予想どおり、インクの色味はグレー系かグリーン経系かの違いはあっても、いずれもBoogie Board独特のボールドで視認性の高い表現だ。
ボールドで視認性の高いBoogie Board純正系か、視認度が多少低くても精細な文字や図が描ける方が良いかはユーザそれぞれ、またその使い道だろう。もしアナログの付箋紙と同様の目的で使うなら、筆記内容が強く表現できる視認性に重きを置いた現在の技術は極めて有利だ。
かつてはBoogie Boardも、視認性一点張りの世界から多少の精細性に軸足を移動しかけたJOT 4.5のような機種もあった。しかし、Kent Display社の良さを表現するには、視認性を最高に高めることのできるグリーン発色のLCDパネルがベストだろう。
そういう意味で、目的が明確なら今回のふせんサイズ電子メモパッド「Boogie Board BB-12」はオススメだ。スタイラス挿抜のめんどうさと、正方形LCDパネルの採用は次回の課題かもしれない。その2点さえ改良されれば、次回こそ全色衝動買いしたいアイテムだ。
今回の衝動買い
アイテム:「Boogie Board BB-12」
・購入:ヨドバシ.com
・価格:2910円
T教授
日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。
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