スキル習得サービスも提供
LinkedInが提供しているサービスのなかで、ユニークなのが「LinkedInラーニング」だ。
ITツールの活用や語学学習をはじめ、仕事をする上で必要なさまざまなスキルを修得できる。日本語では600以上、英語では2000以上の講座を用意しており、講座を修了すると、LinkedInのプロフィールにスキルを修得したことが掲載されるため、対外的にどんなスキルを持っているのかを示すことができる。
単にスキルを修得するだけでなく、外部の人とつながることができるのだ。
実は今回の調査では、インドにおいて「新しいテクノロジーを学びたい」という人が、35%と高い比率になっており、インドにおけるLinkedInラーニングの人気ランキングでは、トップ10のうち、6つがテクノロジー関連のものとなっている。
日本では、テクノロジー関連は上位10のうち、Javaに関するスキルが入っているだけだ。あとは、ビジネス関連のノウハウを学ぶことができる、ソフトスキルと呼ばれるものばかり。インドと日本とのニーズの違いが明らかだ。
実際、インドではLinkedInを通じた求人で最も多いのがソフトウェアエンジニア。今回の調査結果やLinkedInラーニングの人気ランキングの結果とも連動しているといえよう。
一方、日本における回答では、現在の仕事で最も実現したいこととして「新しいスキルを学ぶ」が20%となっている。また、将来仕事で実現したいことについては「生活における選択肢を持つ」の39%、「ワークライフバランスのある仕事」の38%に次いで、「自分のスキルを活用できる」が38%、「新しいスキルを学ぶ」が31%の順になっている。
「仕事の場においても学ぶ意識が強いことは、日本の特徴となっている。これによって、自信をつけることができる」とする。
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