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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”第590回

シグマの新型レンズ「56mm F1.4 DC DN」で夜の猫も室内猫もOK!

2018年12月15日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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シグマの新レンズ「56mm F1.4 DC DN」が
あまりにも良すぎたので2週にわたってレビュー

 前回に続いて新しく買ったレンズ、シグマ「56mm F1.4 DC DN | Contemporary」の話。シグマというメーカーが出しているミラーレス一眼用のレンズで、ソニーのAPS-CサイズのEマウント用とマイクロフォーサーズ用の2つをラインナップしている。レンズとしては同じなのでマイクロフォーサーズに付けた方がちょっと望遠になるわけで、マイクロフォーサーズのOM-Dをメインに使っているわたしには「望遠でF1.4のレンズ」として非常にありがたいのだ。

夜の住宅街で出会った猫一家(たぶん)。無防備にうろうろしてる子猫を近くにおいて、親猫(たぶん)はじっと周りを警戒してるのがわかる。2018年12月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II

 しかも、大きさも重さも価格(約4万4000円)も手頃なので、バッグのスペース的にも体力的にも財布的にもあまり負担がかからないのがいい。最近、良いレンズがたくさん出てるけど、けっこう高くて重いのが多いからね。

 このレンズが欲しかったもうひとつの理由に「夜の猫を撮りたい」ってのがあった。何しろ夜は暗い。暗い中で撮るにはF1.4という明るさが大変ありがたいのだ。

 F1.4だと暗い場所でもシャッタースピードを上げて撮れるし、背景がほわっとボケるので、夜猫の背後にチラチラする街の灯りがより映える。

 たとえばこんな感じ。住宅街で見かけた子猫。背景はイルミネーションでもなんでもなく、単なる街灯の類い。

冬の子猫。古いアパートの片隅にちょこんと座って遠くを観察してた。猫は動いてるものに反応しやすいので、冬の寒い中カメラを構えてじーっとしてるわたしのことはすぐ忘れるのだ。2018年12月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II

 よく猫を見かける場所ではあるのだが、冬に子猫である。以前このあたりの猫を撮っていたら、近所のおばさまが「この辺猫がいっぱいいるから、なんとか去勢しようとしているのだけど、何匹かまだ捕まえられていないのよねえ」と言っていたのだが、おそらくその中の1匹が生んだのだろう。キジトラとチャトラとシロがまじってる。

 兄弟猫もすぐ近くで発見。正確にいえば、この猫の後ろにある低いコンクリート塀の上に座ってたのだ。こちらはチャトラとシロ。何枚か撮ったけど、このポーズが気に入ったので採用。

じっと何かを見てる冬の子猫。なんかこう前のめりになってる座り姿が可愛い。何が気になっているのだろう。 2018年12月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II

 せっかくなので2匹一緒のもどうぞ。何度か見かけてるけど、この2匹はたいてい一緒にいるのである。

古いアパートのさびかけた階段の下から1匹だけがひょこっと顔を出したの図。隠れるには丁度良い場所です。2018年12月 オリンパス OM-D E-M1 Mark II

 そうなると気になるのは親猫なのだが、冒頭写真に写ってるのがたぶんそう。いつもこの2匹と付かず離れず、この日もわたしが2匹を撮ってたらすすすーっと現れたのだ。

 ん? でもこの親猫っぽいチャトラ、耳がカットされてる。このカットは去勢された印ではないか。子猫を産んでから去勢されたのか、実は親猫ではないのか、親猫に頼まれたベビーシッター猫か(いやさすがにそれはないか)、その辺はよくわからないけど、いつも数メートル離れた場所にいることが多いのは確かなのである。いつかこの辺りに住んでる猫好きおばさまにまた出会ったら聞いてみたい。

 ともあれこの2匹、無事にこの冬を越して、あるいは子猫のうちに里親が見つかりますように。

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