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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第30回

【今月の自作PCレシピ】冬ボー全額投入か!? Ryzen TR&RTX 2080で組むエンスージアストマシン

2018年11月03日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII.jp

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CPUは最上位モデルではなく
コスパの良い1つ下のモデルを選ぶ

 「Ryzen Threadripper 2990WX」の32コア64スレッドは、アプリ側が活かしきれず、一部のアプリやゲームでは16コア32スレッドの「Ryzen Threadripper 2950X」が上回ることもある。そのため、日常用途からクリエイティブ作業、ゲーミングと1台でいろいろしたいPCでは、2950Xがベストチョイスと言える。

 そしてCPUの冷却には、240mmラジエーターを採用するCRYORIGの「A40 V2」をチョイス。16コア32スレッドによるC高いPU発熱はもちろん、ウォーターヘッドの上部に装備するスポットクーラーで電源回路をしっかり冷却できるのがポイントという。

16コア32スレッド、3.5GHz~4.4GHz動作のRyzen Threadripper 2950X

CPU-Z。TDPは180Wで、3.5~4.4GHzで動作する

タスクマネージャーを見て、ついニヤけてしまうメニーコアマシン

240mmラジエーターを採用するCRYORIG製簡易水冷キットの「A40 V2」

エアフローが低下する電源回路周りをしっかり冷却できるスポットクーラーを装備するのが特徴だ

NVIDIA最新のRTX 2080でゲームも満喫

 「グラフィックスボードには、完全に青田買いですが、新技術でのゲーミングに備えてGeForce RTX 2080を選びました」という猪狩さん。確かに、RTX 20x0シリーズで採用された、リアルタイムレイトレーシングと新アンチエイリアス技術のDLSS(Deep Learning Super Sampling)は対応ゲーム待ち状態。

 さらにGPU自体の価格も相まって、実際に普及するかは現状疑問符が付いてしまうが、NVIDIA発表の対応予定タイトルのなかには「Battlefield V」や「HITAMN 2」といった期待の新作から、「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(PUBG)」、「FINAL FANTASY XV Windows Edition」といった人気の既存タイトルも名を連ねている。

GeForce RTX 2080を搭載するASUS「DUAL-RTX2080-08G」。デュアルファン仕様のクーラーを採用する

「DLSS」をサポートする特別バージョンの「FINAL FANTASY XV Windows Edition Benchmark」のワンシーン。従来の「TAA」から、描画を向上させつつ、フレームレートが20fps程度アップ。これにより、4Kゲーミングが視野に入ってくる

リアルタイムレイトレーシングを使った「Battlefield V」のデモ例。炎の反射が、車体や電柱に反映されているのが、わかるだろう

8月にNVIDIAが発表した対応予定のゲーム

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