写真を送るとOCRと手入力でデジタル化
LINEで名刺管理ができる「myBridge」の使い方
2018年06月02日 10時00分更新
「LINEをもっと楽に使う方法はないのかな?」「今さら友だちには聞けないけれど、使い方がわからない機能がある」――そんなアナタに週2回、LINEの裏技とTIPSをやさしく伝授。講師は、SNSの最新情報と若者動向を追い続けるITジャーナリスト 高橋暁子さんです。〈連載目次〉〈LINEの基本的な使い方を知りたい人はこちら〉
Q:LINEでも名刺管理したい
A:「myBridge」を使えばできます!
日々の出会いはとても大切だ。しかし、名刺管理ができずに困っているという人も多いだろう。じつは、LINEでも名刺管理ができるので、ご紹介したい。
まず、「myBridge」アプリをダウンロードしよう。myBridgeは、文字認識技術(OCR)とオペレーターによる手入力を併用してデータ化するアプリ。一日あたりに入力できる名刺枚数や入力項目に上限はなく、すべての名刺管理機能が無料なので安心だ。
初回にアプリを起動したら、「会員登録」をタップ。LINEの登録情報で登録する場合は「LINEで会員登録」をタップしよう。メールアドレスでも会員登録可能だ。次に、アプリのアクセス許可画面となるので、「同意する」をタップ。
続いて、アカウントに登録するメールアドレスを入力して「会員登録」をタップしよう。通知設定のポップアップが出るので、通知が必要な場合は「通知設定する」から設定。「あとで」をタップで後からでも設定できる。
次に、画面下の撮影マークをタップして名刺を撮影してみよう。初回はカメラへのアクセス許可が表示されるので、「OK」をタップ。名刺を撮影し、OKをタップしよう。ここで「グループ」→「グループを追加」すると、グループ追加画面となる。グループ分けしておくと後で使いやすくなるだろう。
「名刺情報を入力中です。」となっている場合は、およそ2時間弱で入力対応してくれる。「自分の名刺を登録してください」の隣の+マークをタップで、名刺を撮影して自分の情報を登録しよう。
登録した名刺情報は、上部の検索マークをタップすれば名前・会社名・部署・役職などのキーワードで検索できる。また、スマホに連絡先を登録していない相手でも、名刺情報が登録されていれば着信時に表示されるのが便利な点だ。
右上の点線をタップで設定画面となる。登録した名刺情報は、スマートフォンやGoogleなど他の連絡帳サービスに保存したり、Excelファイルにして一括ダウンロードできる。また、アプリ内の名刺情報は、PC版から閲覧・編集も可能だ。
LINEトークで名刺情報を共有する場合は、2種類の方法がある。共有したい名刺登録情報の下部「名刺をシェア」欄の「LINE」を選択し、送信先を選んで送った場合は、テキスト情報のみ共有できる。
また、「名刺をシェア」欄の「もっと見る」をタップし、「LINE」を選んで送信先を選んで送ると、テキストと名刺画像が共有できる。
著者紹介:高橋暁子
ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki
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