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LINEを便利にする裏技とTIPS集めました 第24回

「周囲の人々が乗っ取り被害に遭った」が4割

LINE乗っ取りが流行中! フィッシング詐欺の見分け方は?

2018年06月30日 10時00分更新

文● 高橋暁子 編集●アスキー編集部

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「LINEをもっと楽に使う方法はないのかな?」「今さら友だちには聞けないけれど、使い方がわからない機能がある」――そんなアナタに週2回、LINEの裏技とTIPSをやさしく伝授。講師は、SNSの最新情報と若者動向を追い続けるITジャーナリスト 高橋暁子さんです。〈連載目次〉〈LINEの基本的な使い方を知りたい人はこちら

Q:フィッシング詐欺が流行中!? 見分け方は?
A:「アカウント情報再設定」は詐欺! 公式サイトで確認を

 LINEで「フィッシング詐欺」が流行っている。フィッシング詐欺とは、企業や団体などになりすまして個人情報を盗み出すことを指す。LINEのほかサービスプラットフォームや金融機関など、利用しているサービスの運営会社を騙り、個人情報を入力させて盗み出すという手口をとることが多い。

 LINE社では6月9日をサイバー防災の日として登録。「サイバー防災の日」施策の一環として、15~69歳男女を対象にした「セキュリティリテラシー実態把握調査」(2017年5月)を実施した。

 同調査で乗っ取り被害について聞いたところ、「自分や家族、恋人や友だち、知人等自分の周りの人で、アカウントを乗っ取られたことがある人がいる」と回答した人は38%と約4割にも上った。

アカウントの乗っ取られの実態

 乗っ取られた主なサービスは、全体では「LINE」が多く、次いで「Twitter」「Facebookメッセンジャー」の順となった。なお、10代男女は「Twitter」が多く、50代男性は「Facebookメッセンジャー」が多いという特徴がある。

アカウントが乗っ取られたサービス

 ネットサービスを利用する上で普段から心がけていること、気をつけていることは、「怪しいメールやLINEトークが届いたら、開いたり、届いたURLをクリックしない」が74%、「『1234』『9999』などの覚えやすい数字をパスワードに使わない」が70%などだった。一方、「異なるサービスで同じパスワードを使いまわさない」はわずか19%となっており、パスワードの使い回しが多い実態がわかった。

 実際はパスワードの使い回しにより、パスワードリスト攻撃を受けて乗っ取られる例が少なくないため、かなり危険な行為と言える。サービスごとにパスワードを変えておくほか、二段階認証ができるサービスの場合は、必ず二段階認証をしておくとさらに安心だ。

普段から心がけていること

 LINEで最近多いのが、アカウント情報の再設定を促す詐欺メッセージだ。

 「最近LINEアカウント乗っ取りが頻繁に発生しております。<中略>アカウントが乗っ取られないよう、直ちに安全認証をお願いします。URL~」というものだが、LINE社はそもそもこのようなメッセージを送っていないため、届いた時点でフィッシング詐欺ということがわかる。

 ところが同調査では、詐欺トーク受信時に「リンクを押して安全認証する」という回答が9%いる状態だ。

LINEのフィッシングトーク受信時の行動

 また、「PCでログインできませんでした。ログインを試みた端末に心当たりがない場合はアカウント情報を変更してください」という不正ログイン通知がきた場合に「無視する」という回答も89%に上るなど、セキュリティ意識が心配な結果となった。このような通知が届いたのに心当たりがない場合は、急いでパスワードを変更しよう。

LINEのログイン試行通知受信時の行動

 誤ってフィッシング詐欺サイトを開いた場合も、見分けるポイントがある。アプリ初期起動時のみに現れるはずのログイン画面が表示された場合は偽物だ。判断に困った場合はLINEの公式サイトを確認したり、LINE公式アカウントに問い合わせるなどすると安心だ。

■関連サイト

著者紹介:高橋暁子

 ITジャーナリスト。書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、監修、講演などを 手がける。SNSや情報リテラシー教育に詳しい。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)、『Twitter広告運用ガイド』(翔泳社)、『できるゼロからはじめるLINE超入門』(インプレス)など著作多数。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などメディア出演も多い。公式サイトはhttp://akiakatsuki.com/、Twitterアカウントは@akiakatsuki

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