このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

プリンストンのデジギア道 第71回

有線とBluetoothの使い分けで快適!

約2万円のマルチ接続スピーカーで家中のサウンドを良音化!

2018年04月26日 11時00分更新

文● 貝塚/ASCII

sponsored

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

テレビと接続! リビングでも音量は十分

50型のテレビと接続してみたところ。リビングの端まで音が聞こえるようになった

 50型のテレビと組み合わせてみたところが上の写真だ。本機のサイズは幅155×奥行き255×高さ210mmと、コンパクトなブックシェルフ型スピーカーだが、出力は最大で70Wと、30畳程度の広さまで対応できるパワフルさ。

背面のパネルは非常にシンプルな構成で、高左側が域、低域、ボリューム調整用のつまみ、右側が入力用の端子になっている

 背面のパネルは非常にシンプルな構成で、高左側が域、低域、ボリューム調整用のつまみ、右側が入力用の端子になっている。RCA入力は上が「AUX」で、下が「PC」となっているが、これは便宜上そのように表記しているだけで、違いはない。


PCとも同じ手順で接続可能!

PCとも3.5mmジャック経由で接続できる。たとえば、AUXをテレビ、PCをPCから入力させ、リモコンで切り替えることもできる

 RCA入力を2系統設ける場合、AUX1、AUX2などと表記される場合もあるが、かえってAUX、PCと分けてあった方がひと目で何に接続されているのか判別しやすく、使い勝手はいい。RCA-3.5mmケーブルは1本しか同梱されていないので、3.5mmジャック出力の機器を2台接続したい場合は、別途量販店などで入手しよう。たとえば、AUXをテレビ、PCをPCからそれぞれ入力させれば、リモコンからワンタッチでソースを切り替えることもできる。ケーブルは500円から1000円程度で購入できるので、ぜひ複数のデバイスを接続して利便性を向上させてほしい。


スマホならBluetoothで簡単接続!

 Bluetoothで使いたいときは、リモコンのBluetoothボタンを押すか、背面のボリュームボタン=押すと切り替えスイッチ押すことによって、Bluetoothモードに切り替える。この状態でホストデバイスから検出されるので、タップして接続すれば、すぐに出力できる。

Bluetoothモードにすると、インジケーターが青く点灯する

 テレビの音(AUX)を出力している状態から、Bluetoohに切り替えてスマホから出力しようと思うと、Bluetoothの切り替え→スマホを接続という手間がかかるが、一度接続すると、次回からはスマホは自動で探索→接続してくれるので、ストレスはそれほどない。

 また、導入して最もメリットが感じられたのは、テレビに接続した際の音質のよさだ。筆者の自宅のテレビは、デザインの都合上か、背面にスピーカーが設置してあり、なんとなく、くぐもったような音だった。狭額縁のテレビが増えつつあるいま、こういった不満を抱えている人は多いのか、量販店のテレビコーナーでは「サウンドバー」と呼ばれる、テレビ用の細長いスピーカーが多数販売されている。

 ED-R1850DBなら、明確なステレオ感も得られ、テレビと組み合わせれば、サウンドバー以上の効果を発揮してくれる。かつ、リモコンでほかの入力系統にスグに切り替えられる。

何を買えばいいのか、わからない人にこそオススメ

 今回はテレビの脇に設置し、BluetoothでPC、スマートフォンと接続しているが、デスクトップPCの脇に設置し、スマートフォンやDAP(デジタルオーディオプレーヤー)と兼用のオーディオ専用スピーカーにするなど、環境や利用者によってさまざまな使い方ができるだろう。

 何より、メーカー品のサウンドバーと小型のBluetoothスピーカー、アクティブのブックシェルフ型スピーカーを揃えると、サウンドバーが2万円前後、Bluetoothスピーカーが5000円前後、ブックシェルフスピーカーは、小型のアクティブタイプと仮定しても1万円前後……安く見積もって3万5000円ほどかかるところを、本機なら2万1578円で済むメリットも大きい。

 選択肢が多すぎると、何が自分の希望に合っているのかわからなくなりがちだが、本機なら、自宅で想定されるさまざまな用途に対応できる。かつ音質のカスタマイズ性も高く、音質の好みという面でも、幅広いユーザーに合う製品と言える。

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン