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最新パーツ性能チェック 第225回

M.2 SSDの新定番か!?  安くて速い「Intel SSD 760p」

2018年02月07日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII編集部

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 2016年に安価なNVMe M.2 SSDとしてインテルから登場し人気となった「SSD 600p」。その後継モデルとなる「SSD 760p」シリーズの販売が、1月25日から複数ショップでスタートした。

 前モデル「SSD 600p」から大幅にパフォーマンスアップしており、256GBモデル「SSDPEKKW256G8XT」と512GBモデル「SSDPEKKW512G8XT」では、シーケンシャルリード3200MB/secオーバー、同ライト1300MB/secオーバーを実現、売れ行きは絶好調になっている。

64層3D TLC NANDを採用するインテルの最新M.2 SSD「SSD 760p」シリーズ。インターフェースは、PCI Express3.0x4 NVMe 1.3になる

 「SSD 760p」は、速度と価格のバランスが良く、NVMe M.2 SSDのド定番となっているSamsungの「960 EVO」に近いスペックを備えつつ、若干安価になっている。

 両製品のスペックをまとめると以下の通りで、シーケンシャルライトやランダムリード・ライトのパフォーマンス、そして耐久性の指標となるTBWは「960 EVO」に軍配が上がるが、MTBFや保証期間、1GBあたりの単価は「SSD 760p」が勝っている。そんな「SSD 760p」の512GBモデル「SSDPEKKW512G8XT」を運良くゲットできたので、試してみることにした。

512GBモデルの「SSDPEKKW512G8XT」。製品ラベルには、いろいろ記載されている。絶対に剥がしてはダメだ

Intel SSD 760pスペック表
型番 SSDPEKKW128G8XT SSDPEKKW256G8XT SSDPEKKW512G8XT
容量 128GB 256GB 512GB
フォームファクター M.2 Type 2280
NANDフラッシュ 64層3D TLC NAND
コントローラー -
インターフェース PCI Express Gen3 x4、NVMe 1.3
シーケンシャルリード 1640MB/sec 3210MB/sec 3230MB/sec
シーケンシャルライト 650MB/sec 1315MB/sec 1625MB/sec
ランダムリード
(8GB Span)
10万5000 IOPS 20万5000 IOPS 34万 IOPS
ランダムライト
(8GB Span)
16万 IOPS 26万5000 IOPS 27万5000 IOPS
MTBF(平均故障間隔) 160万時間
TBW(総書込容量) 72TBW 144TBW 288TBW
保証期間 5年間保証
実売価格 1万円前後 1万5000円前後 2万7000円前後
1GB単価 78.1円 58.6円 52.7円
Samsung SSD 960 EVOスペック表
型番 MZ-V6T250B/IT MZ-V6E500B/IT MZ-V6E1T0B/IT
容量 250GB 500GB 1TB
フォームファクター M.2 Type 2280
NANDフラッシュ TLC V-NAND
コントローラー Polaris
インターフェース PCI Express Gen3 x4、NVMe 1.2
シーケンシャルリード 3200MB/sec
シーケンシャルライト 1500MB/sec 1800MB/sec 1900MB/sec
ランダムリード(QD32) 33万 IOPS 36万 IOPS
ランダムライト(QD32) 33万 IOPS 36万 IOPS
MTBF(平均故障間隔) 150万時間
TBW(総書込容量) 100TBW 200TBW 400TBW
保証期間 3年間保証
実売価格 1万7000円前後 3万2000円前後 6万2000円前後
1GB単価 68円 64円 62円

売れ切れ続出の512GBモデルで
パフォーマンスチェック

 売れ行き好調かつ初回入荷が少なかったため、現在再入荷待ちになっている512GBモデルの「SSDPEKKW512G8XT」を、AMD Ryzen 7をSocket AM4プラットフォームに取り付けて、パフォーマンスをチェックしていこう。

 CPUは最大3.7GHzのRyzen 7 1700を常時3.9GHzにオーバークロックし、メモリーも3200MHz CL18で動作させている。

アキバのショップで購入した512GBモデル「SSDPEKKW512G8XT」を愛用のRyzen 7搭載PCに取り付けて計測している

マザーボードには、大型のM.2ヒートシンクを装備するASUS「ROG CROSSHAIR VI EXTREME」を使用した

テスト環境
CPU AMD「Ryzen 7 1700」(8コア/16スレッド、定格3GHz、最大3.7GHz、TDP 65W)
マザーボード ASUS「ROG CROSSHAIR VI EXTREME」(AMD X370、BIOS 3502 2018/01/28)
メモリー SanMax「SMD4-U16G48M-26V-D」(DDR4-2666@3200、8GB×2)
ビデオカード NVIDIA「GeForce GTX 1080 Ti Founders Edition」(GDDR5X 11GB)
システムSSD Kingston「SSDNow KC400 256GB」(2.5インチ、SATA3)
電源ユニット Seasonic「SSR-750TD」(750W、80PLUS Titanium)
OS Windows 10 Pro Fall Creators Update(64bit、バージョン 1709)

「SSD 760p」は、「Intel Solid State Drive Toolbox」のVer3.5.0で認識した

「CrystalDiskInfo 7.5.1」。ファームウェアは「001C」で、インターフェースの規格は最新となるNVM Express 1.3になっている

※お詫びと訂正:記事初出時、スペック表の記述に誤りがありました。記事を訂正してお詫びします。(2018年2月7日)

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