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健康管理にも最適

これからスマートウォッチデビューするなら「Apple Watch」がオススメ

2018年01月03日 10時00分更新

文● 佐藤 正人/ASCII

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「Apple Watch Series 3 GPS+Cellularモデル」

 学生時代は部活動に明け暮れる毎日で、自然と身体が鍛えられたものです。それが社会人になると運動とは疎遠になり、気がつけばお腹まわりもふくよかに。慌ててランニングや筋トレなんかしようものなら、次の日は動けず最終的には三日坊主でまた元の生活に戻ってしまうのはよくある話です。

 「ウェアラブル」というフレーズが一般的に広まり始めたのはいつ頃からでしょうか。僕が初めて購入したウェアラブルデバイスは、ナイキの「FuelBand」という、いわゆる活動量計です。およそ1年間、毎日欠かさず身に着けていたものの、残念ながらライフスタイルを変えるほどの効果はありませんでした。その後、Jawboneの「UP」というリストバンド型のウェアラブルデバイスを試してみましたが、こちらも結果は変わらず。すぐに壊れてしまい、一度もランニングをすることはありませんでした。

Cellularモデルは赤いデジタルクラウンがポイント

 そして2015年4月、ついにアップルから「Apple Watch」(初代)が発売され、今度こそはと期待しながらすぐに購入。現在も左腕にはApple Watch(Series 3 GPS+Cellularモデル)が着けられています。新モデルに買い替えながら2年半以上のあいだApple Watchを使い続けているわけですが、ほかの製品に乗り換えること無く使い続けられているのには2つ理由があります。

  1. iPhoneとの連携がスムーズ
  2. 健康管理、活動量計としての性能が◎

Series 2(左)とSeries 3(右)

 アップルはデバイスとソフトウェアを自社で開発しているため、端末間のデータ連携がスムーズでかつ正確性も高いです。Apple Watchが無かった時代にはiPhoneに届く通知を見逃すこともあり、それを防ぐために何度もポケットからiPhoneを取り出してチェックしていたものです。ですが今ではすべての通知を腕で確認でき、通知によって内容の続きをiPhoneで見るかそこでやめるかを選択できるようになったので情報収集の効率が上がりました。

 さらに、健康管理や活動量計としての性能も優れている点が今まで使い続けてきた理由であり、これからも使っていきたいと思う理由でもあります。

 そこで今回は、ヘルスケア機能に着目してApple Watchの魅力と活用法について紹介していきたいと思います。

健康への意識が変わった

 先述したように、どのウェアラブル端末を購入してもライフスタイルを大きく変えるような効果はなく、ただなんとなく装着している日が続いていましたが、Apple Watchを購入してから健康管理に対する意識が変わり、不定期ではあるものの最終的にはランニングをするまでに変化していったのです。ランニングなんて社会人になってから一度もしたことがなかったので自分でも驚いています。

 ただ、Apple Watchを買ってからいきなり走ろうと思ったわけではなく、少しずつ意識が変わっていき、「そろそろ走ってみようかな」という具合にモチベーションが変化していったのがポイントです。もともと歩数や消費カロリーの計測、アプリを使ったチェックイン、写真をInstagramに投稿するといった「ライフログ」を記録することが好きだったこともあり、その延長でApple Watchのヘルスケア機能が自分に合っていたことが最終的にランニングにつながったのだと思います。要するに、ほかの端末ではできなかった最後の後押しをApple Watchがしてくれたということです。

文字盤の配置をカスタマイズできる

 Apple Watchではよく使うアプリを「コンプリケーション」として文字盤の右上や下など、自由にレイアウト配置できるのが特徴。これにより素早くアプリを起動できるため、例えばワークアウトの場合は腕を振り上げてから最短2タップで始められます。

 ワークアウトの種類は、ウォーキング、ランニング、サイクリング、エリプティカル、ローイング、ステアステッパー、高強度インターバルトレーニング (HIIT)、スイミング、車椅子があり、もし運動内容に合う種類がなければ「その他」を選べばOK。また、ウォーキングの途中で走りたくなった場合など、一度のワークアウトで複数の種目を切り替えるケースにも対応しているうえ、サードパーティー製アプリを使うことでスキーやスノーボードといったウィンタースポーツも計測可能です。

ワークアウトの画面

連続で複数のワークアウトも計測できる

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