写真で見るDrobo 5C
Drobo 5Cを入手したら、「こんな感じになる」というシミュレーションを写真で紹介しよう。
黒一色の金属製筐体とマグネットで固定するフロントパネルというデザインは、Droboシリーズ共通のものだ。
背面部分は、電源コネクターとUSB 3.0(Type-C)コネクター、電源スイッチとシンプルな構成だ。ケンジントンロックもあるが、日本国内ではあまり使われていない気がする。なお、製品パッケージにUSB Type-C ⇔ USB Type-A(従来からのUSB形状)ケーブルが同梱されているため、USB Type-Aしか搭載しないPCでもすぐに利用可能だ。
今回はセットアップの詳説などは省略するが、興味がある方は以前のレビュー「新エントリーモデルDrobo 5Cはお得感あり!」も参照いただきたい。
Droboの管理やステータスの確認といった作業は、MacやWindowsマシンにDrobo Dashboardというアプリケーションをインストールして行う。これはDroboシリーズに共通する点だ。
HDDを入れて自動で初期設定
Drobo 5Cを購入し、HDD(最低台数は2台)を搭載したのちパソコンと電源ケーブルを接続して電源スイッチを入れると、まずは自動でファームウェアの更新が始まる。もちろんパソコンはネットワークに接続されている前提だ。
正確に測定したわけではないが、筆者の通信環境(100Mbpsの光ファイバー)だと、7から8分といったところだ。その間はDrobo DashboardとDrobo 5C本体の前面でLEDが点滅しているのを見ながら、コーヒーでも飲んで待っていれば良いだろう。
最初のセットアップは、1TB HDDを2台搭載して行った。この状態で実際にストレージとして使用できる容量は、Drobo Dashboardを見れば約800GBとなっていることが分かる。また左下に表示されているDroboを見ると、LEDが2つ点灯した状態になっているが、これはLEDが点灯しているドライブベイにHDDが搭載されていることを示している。
ここでもう1台の1TB HDDをDrobo 5Cに搭載してみる。基本的にDroboのHDD追加・交換は、電源が入った状態で行う。ホットプラグ・ホットスワップである。
Drobo Dashboard上でも本体前面でも、緑色に点灯するLEDはそのドライブベイにHDDが搭載されていることを示しているが、もしもドライブが故障して交換する必要が生じたり、容量が不足してきたので追加のドライブが必要になったりした場合は、赤色や黄色などの色でLEDが点灯したり点滅したりして、ユーザーになんらかのアクションを促すようになっている。フロントパネルの裏側は、LEDの状態の早見表になっているので、LEDが緑色点灯以外の状態になったら、慌てず騒がずパネルを外して状況を確認し、それに応じて必要なアクションをとるというのがDroboの運用方法だ。
早見表は英語だが、シンプルな内容なのでこのまま使っても良いし、日本語に訳された早見表のシールも付属しているので、これを上から貼っても良いだろう。
この冬、ボーナスを手にすることができた幸せな方は、大切なデータを保護できるDrobo 5Cをゲットしてさらなる幸せを目指すというのはいかがだろうか?
(次ページ、「12TB HDD登場! Drobo 5Cで使える?」に続く)
この連載の記事
-
第47回
sponsored
まさに究極のDrobo! Thunderbolt 3&SSDキャッシュ対応の「Drobo 8D」を試す -
第46回
sponsored
Droboに「AWS CLI」を入れ、Amazon S3にデータバックアップ -
第45回
sponsored
高機能ストレージ「Drobo」はトラブル対策も万全! -
第44回
sponsored
Windowsの機能を使ってDAS型のDrobo 5CをNAS化する! -
第43回
sponsored
Droboなら自分専用のクラウドストレージも簡単に実現できる! -
第42回
sponsored
Droboが柔軟かつ安全な理由は独自RAIDの仕組みにあった! -
第41回
sponsored
Droboの騒音や発熱、消費電力を徹底検証! -
第40回
sponsored
写真愛好家向けのバックアップとしてDroboはどうだろう? -
第39回
sponsored
家庭やオフィスでのデータ共有に便利な「Drobo 5N2」は設定も超簡単! -
第38回
sponsored
大切なデータの保存に役立つ「Drobo 5C」をゼロから紹介! -
第37回
sponsored
Drobo管理のキモ「Drobo Dashboard」を細かく紹介 - この連載の一覧へ