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自分に最適なX299マザーを選び出す 各社のオススメマザーはこれだ! 第2回

VROCやM.2など高速インターフェースに力を入れるASUSのX299マザー

2017年08月01日 12時00分更新

文● 鈴木雅暢 編集●北村/ASCII.jp

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高速インターフェース対応
イルミネーション機能を強化

 本特集では、4大マザーボードメーカーのX299マザーボードの特徴と代表的なモデルを紹介している。今回はASUSを取り上げる。

X299チップセットを搭載するASUS製マザーボード

M.2ヒートシンクを装備
VROCにも積極対応

 ASUSのX299シリーズは、5モデルが発売中で、8月下旬以降にフラッグシップクラスのROG RANPAGE VIシリーズの2モデルを投入予定だ。

 同社がX299シリーズの軸に据えるのが、高速インターフェース対応だ。全モデルにデュアルM.2ソケットを搭載するほか、TUF X299 MARK 2以外のモデルではサーマルスロットリングを防ぐM.2ヒートシンクも標準装備する。

 また、Core-X/X299の新機能であるIntel VROC(Virtual RAID On CPU)に対応し、機能拡張用のハードウェアキー用端子も装備。M.2 SSDを複数搭載できる拡張カードタイプのアダプターも販売予定で、Intel VROCを効果的に活用できる環境を整えている。

ASUSのX299シリーズのラインナップ。発売中の5製品に加えて、8月下旬以降に2モデルの投入を予定している

X299シリーズの特徴として、高速インターフェースへの対応、イルミネーション機能の充実、将来性への配慮などを挙げる

全モデルにデュアルM.2ソケットを搭載。さらにM.2ヒートシンクを装備する

新機能であるIntel VROCに対応。ハードウェアキー用端子を装備。M.2 SSDを複数搭載できる拡張カードタイプのアダプターも販売予定だ

RGB LED機能「AURA SYNC」がさらに進化

 2016年から積極的に導入してきているRGB LED機能「AURA SYNC」もさらに進化させている。オンボードのLEDは各モデルで実装位置や数が異なるが、同時多色発光に対応するほか、クリアパネルやミラーパネルを利用して光を拡散させるなど、見せ方も凝ったものとなっている。

 外部LEDテープ用端子としては、従来の5050のほかにアドレス指定可能なLED端子(WS28128)を一部モデルに搭載。開発キット「AURA SDK」も提供し、より凝った発光が楽しめるようになっている。

オンボードLEDは各モデルとも実装方法が異なっており、それぞれ個性を主張できる

一部モデルには、従来の4ピンRGB LED用ピンヘッダに加えて、3ピンのアドレス指定RGB LEDピンヘッダを装備。開発キットも提供する

アドレス指定可能なLEDピンヘッダは、2モデルに搭載される

 ロングライフのウルトラハイエンドらしく、将来性にも配慮。今後普及が期待されるUSB 3.1 Gen.2対応フロント用USBコネクターを標準装備(TUF X299 MARK 2以外)。さらにCPU用電源コネクターを増設し、追加の電源供給が必要になった場合にも対応できる仕様としている。

TUF X299 MARK 2以外のモデルにはUSB 3.1 Gen.2対応フロントコネクターを装備する

CPU電力供給用の12V電源コネクタとして8ピンと4ピンコネクタを全モデルに装備。将来的により大電流が必要になった場合にも対応できる

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