毎年ユニークな新製品をCOMPUTEXで披露してくれるIn Win。今回登場したのは、透明の球体型PC「Winbot」だ。「In Win」×「Robot」を融合させたロボットPC。しかも、年内発売予定というから驚きだ。
「Winbot」は、サイズ700(W)×685(H)×648(D)mmという巨大な球体型のPCケース。アルミとアクリル素材で構成され、ちょうど半分からパカッと自動で開く。ポイントは3Dカメラと音声センサーを備えている点。目の前の人を認識するほか、ユーザーの声に反応して簡単な動作を指示することもできる。
球体で動くロボットといえば、筆者世代では、あの“ハロ”しか思い浮かばないが、もしかしたらプロトタイプはこんな感じだったのかもしれない。
ご覧の通りPCケースとしては巨大な部類。E-ATXサイズのマザーボードを難なく搭載できるほか、360mmまでの水冷用ラジエーターをはじめとしたDIY水冷構成も余裕で可能だ。なお、密閉状態でのエアフローはリアの120mmファン×2基のみ。内部の温度が上がると自動で開くようなギミックも用意されるかもしれない。
メーカー担当者によると、年内発売を目指して鋭意開発中とのこと。今までにも、まさかと思うような製品を手掛けてきた同社だけに、冗談で言っているわけではなさそうだ。
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