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T教授の「戦略的衝動買い」 第409回

赤いエンブレムに惹かれて……ライカ版チェキ「ゾフォート」を衝動買い!

2016年12月14日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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デジカメのように各種シーンモードも搭載

最上段の電源スイッチを押すとパワーオン。60cm~3mの近接撮影とオートフラッシュがデフォルト設定だ

最上段の電源スイッチを押すとパワーオン。60cm~3mの近接撮影とオートフラッシュがデフォルト設定だ

 背面の一番上のボタンがゾフォートの電源オン/オフボタンだ。スイッチオンで、現在のカメラの状況がひと目で理解できるように液晶画面にアイコンで表示される。バッテリー残量、フィルム残量、現在の撮影モード(マクロ撮影:0.6~3.0m、望遠撮影:3m~∞)フラッシュの状況が表示される。

 おおよその撮影距離(ピント)の変更は、カメラを撮影状態で手に持って、レンズの最外周にあるスプリング式の「撮影距離設定リング」を少しねじることで、マクロ撮影と望遠撮影を交互にスイッチする。

「AUTOMATIK-HEKTOR 1:12.7/60」と記述されている「撮影距離設定リング」をひねると、近接撮影と望遠撮影が毎回切り替わる

「AUTOMATIK-HEKTOR 1:12.7/60」と記述されている「撮影距離設定リング」をひねると、近接撮影と望遠撮影が毎回切り替わる

撮影距離設定リングを一度ひねると望遠撮影の3m~∞に変化した

撮影距離設定リングを一度ひねると望遠撮影の3m~∞に変化した

 撮影距離設定リングの周囲には「AUTOMATIK-HEKTOR(ヘクトール) 1:12.7/60」と記述されている。表記から理解できるように、ゾフォートは、F値12.7の60mmレンズ(35mm換算)を採用している。ヘクトールは、ご存知のように古代ギリシャのトロイアの王子の名だが、ライカの往年の銘レンズの名称でもある。

 ゾフォートのベースモデルは間違いなくチェキではあるが、そのあたりのネーミングの上手さも、ライカなら似合うのかもしれない。

 話を本題であるカメラの設定操作に戻そう。撮影者は背面のMODEボタンを何度か押すことで、撮影に最も適したシーンを選択可能だ。

MODEボタンを何度か押すことで、セルフィー、パーティー、スポーツ、マクロ、二重露光、バルブなどのモードを選択できる

MODEボタンを何度か押すことで、セルフィー、パーティー、スポーツ、マクロ、二重露光、バルブなどのモードを選択できる

 シーンには、セルフィー、パーティー、スポーツ、マクロ、二重露光、バルブが用意されている。セルフィーとマクロでは最短30cmまでの撮影が可能だ。それ以外の物理ボタンでは、フラッシュの設定、セルフタイマー、露出補正(明るさのコントロール)が2段階でできる。

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