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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第90回

写真の暗いところだけを明るくできるiPhoneアプリ「Instaflash Pro」を徹底解説

2016年09月14日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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フォーカスをいじったり彩度やホワイトバランスを調整する

 ほかにも多数の機能が用意されている。基本は、機能を選んでゲージを動かすだけの簡単操作。気に入らなければ「・・・」をタップしてリセットすればいいだけだ。ガンガンいじってリセットしてを繰り返せば、イケてる写真ができることもある。

 いくつかおすすめの機能を紹介しよう。「フォーカス」では、画面の一部分のピントをそのままに、それ以外をぼかす機能だ。カメラの機能で被写界深度を浅くしたような効果を得られて、なかなか格好いい。フォーカスさせる部分も通常の円形だけでなく、楕円だったり、直線で切ったような形にすることもできる。

 「ホワイトバランス」では色温度や色合いを調整できる。例えば、飲食店内の写真をSNSにアップする際、色温度を低くすればオレンジっぽい柔らかい雰囲気になる。逆に色温度を高くすれば、青っぽいクールな印象になる。

 「彩度」では、鮮やかさを調整できる。低くすればモノトーンになるだけだが、上げるとビビッドな感じになり、スマホで撮った写真ではないように見えることもある。

 ただし、テキストを入れたり、コラージュする機能はない。とは言え、ほかにフリーでハイレベルなアプリがあるので、とりあえず付けるくらいならこのままでもいいかも。

「フォーカス」を開いて、ピントを合わせたい部分にドラッグする。ピンチ操作でサークルの拡大縮小が可能

フォーカスを反映させた後に「シャドウ」を調整

気に入らなければ「・・・」をタップしてリセットできる

「ホワイトバランス」で色温度を調整できる。色温度を低くすれば暖かく感じるし、高くすればクールに感じる

「彩度」を調整してみる。左が一番低い状態、中央がオリジナル画像、右が一番彩度を高くした状態だ。SNSに投稿するなら一番右の写真を使いたい

「カラーEQ」で特定の色の彩度や色相などを調整できる。例えばメロンの緑のみを強めにするといったことができる

「カラースプラッシュ」では写真をモノクロにして、なぞった部分のみをカラーに戻す処理が行なえる

 以上が「Instaflash Pro」の説明書となる。「シャドウ」や「ハイライト」がとても賢く、照明やトーン、カラーなどをイコライザーみたいに調整できる機能も便利だ。スタンプを入れたり、フレームを付けたりするのではなく、あくまで写真の見た目をよくしたいなら、入れておいて損はない神アプリだ。

左上の3本線アイコンからメニューを開き「設定」をタップ

メタデータのオンオフや、保存する際の画像サイズなどを選択できる


筆者紹介─柳谷智宣

著者近影 柳谷智宣

1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。パソコンやIT関連の媒体で、特集や連載、単行本を多数手がける。PC歴は四半世紀を超え、デビューはX1C(シャープ)から。メインPCは自作、スマホはiPhone+Xperia、ノートはSurface Pro3とMacbook Air。著書に「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)など。筋金入りのバーホッパーで夜ごとバーをハシゴしている。好きが高じて、「原価BAR」を共同経営。現在、五反田・赤坂見附・銀座で営業中。


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