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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第94回

送信キャンセルも可能に! 4年ぶりにリニューアルiOS版「Gmail」を徹底解説

2016年11月16日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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 4年ぶりにiOS版のGmailアプリがリニューアルした。UIが刷新され、送信したメールのキャンセルや、左右フリックによるアーカイブなども可能になった。今回は、リニューアルした「Gmail」の使い方を新機能を中心に紹介する。

大きくリニューアルした「Gmail」アプリ。最新のAndroid版にデザインを統一させてきた

左右フリックでメールをばんばんアーカイブできる

 11月7日、「Gmail」アプリがリニューアルした。2012年以来、4年ぶりの大きなバージョンアップだ。UIを改善し、デザインは現行のAndroid版Gmailアプリとほぼ同じ見た目になった。

 メイン画面は上部の赤いタイトルバーが目を引く。左上のボタンがメニュー、右上が検索、右下が新規メール作成、とシンプルなので誰でも迷わず使えるだろう。メールをタップすれば全文が表示されるが、一覧で左右にスワイプするとアーカイブできるようになった。アーカイブすれば、通常の画面には表示されなくなる。不要なメールや返信する必要のないメール、処理済みのメールなどはばんばんアーカイブして受信トレイをすっきりさせよう。スワイプは左右どちら方向でもOKで、違いはない。なお、設定でスワイプすると、アーカイブではなく「ごみ箱」に移動させるようにもできる。

 なお、アーカイブしたメールは「すべてのメール」で確認できる。もちろん、それ以上フリックしても何も起きない。元に戻したいなら、メニューから「受信トレイに移動」をタップすればいい。複数メールを選択した状態でもOKだ。

新しくなった「Gmail」アプリの画面

左右どちらかにフリックすると、アーカイブできる

アーカイブされ、一覧から消えた。誤操作なら、数秒以内に画面下の「元に戻す」をタップすればいい

メニューから「すべてのメール」を開けば、アーカイブしたメールも確認できる。アーカイブされたメールをフリックしても何もおきない

メニューから「受信トレイに移動」をタップすれば、元に戻せる

PC版やInboxのように送信キャンセルができるようになった

 PC版のGmailやInboxアプリではすでに搭載されていた機能だが、送信後のキャンセルができるようになった。5秒以内に画面下に表示されるバーの「元に戻す」をタップすればいい。PC版では最大30秒まで延長できたが、アプリ版だと5秒固定なので見逃さないように。

 送信機能は変わらず。PC版のGmailで複数のアカウントを設定済みなら、「送り主」をタップすることで切り替えられる。Gmailアプリでは追加できないのだ。また、端末内の写真はもちろん、Googleドライブ内のファイルも添付できる。複数ファイルをまとめて追加することも可能だ。

右上の青い紙飛行機アイコンをタップして送信する

誤送信なら、画面下の「元に戻す」をタップする

メールの作成画面に戻る

「送り主」をタップすると送信アカウントを選択できる

クリップアイコンをタップすると添付ファイルを付けられる

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