4年ぶりにiOS版のGmailアプリがリニューアルした。UIが刷新され、送信したメールのキャンセルや、左右フリックによるアーカイブなども可能になった。今回は、リニューアルした「Gmail」の使い方を新機能を中心に紹介する。
左右フリックでメールをばんばんアーカイブできる
11月7日、「Gmail」アプリがリニューアルした。2012年以来、4年ぶりの大きなバージョンアップだ。UIを改善し、デザインは現行のAndroid版Gmailアプリとほぼ同じ見た目になった。
メイン画面は上部の赤いタイトルバーが目を引く。左上のボタンがメニュー、右上が検索、右下が新規メール作成、とシンプルなので誰でも迷わず使えるだろう。メールをタップすれば全文が表示されるが、一覧で左右にスワイプするとアーカイブできるようになった。アーカイブすれば、通常の画面には表示されなくなる。不要なメールや返信する必要のないメール、処理済みのメールなどはばんばんアーカイブして受信トレイをすっきりさせよう。スワイプは左右どちら方向でもOKで、違いはない。なお、設定でスワイプすると、アーカイブではなく「ごみ箱」に移動させるようにもできる。
なお、アーカイブしたメールは「すべてのメール」で確認できる。もちろん、それ以上フリックしても何も起きない。元に戻したいなら、メニューから「受信トレイに移動」をタップすればいい。複数メールを選択した状態でもOKだ。
PC版やInboxのように送信キャンセルができるようになった
PC版のGmailやInboxアプリではすでに搭載されていた機能だが、送信後のキャンセルができるようになった。5秒以内に画面下に表示されるバーの「元に戻す」をタップすればいい。PC版では最大30秒まで延長できたが、アプリ版だと5秒固定なので見逃さないように。
送信機能は変わらず。PC版のGmailで複数のアカウントを設定済みなら、「送り主」をタップすることで切り替えられる。Gmailアプリでは追加できないのだ。また、端末内の写真はもちろん、Googleドライブ内のファイルも添付できる。複数ファイルをまとめて追加することも可能だ。

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