このページの本文へ

前へ 1 2 3 次へ

T教授の「戦略的衝動買い」 第394回

パンチル機能付きのかわいいウェブカメラ「SpotCam Eva」を衝動買い!

2016年08月31日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷
「SpotCam Eva」は“家庭の見張り役”に向いたかわいいインターネットカメラだ

「SpotCam Eva」は“家庭の見張り役”に向いたかわいいインターネットカメラだ

 今年の冬に、本連載でクラウドに24時間録画できるインターネットカメラ「SpotCam-HD-Pro」を紹介した

 たまたま筆者の友人がこのカメラをぜひとも使ってみたいということで譲り、ここ2ヵ月ほど自宅リビングルームを見守るインターネットカメラ不在の期間が続いた。

 次の機種には、やはり内蔵のSDメモリーカードやクラウドストレージに最低24時間以上は録画記録できるネットカメラで、リビング全体を見渡せる広角のHD解像度、加えてディテールを見るための「パンチル」(パン・チルト、首振り)機能と拡大機能、そして国内外の遠隔地からスマホでアクセスできて、設定が簡単。ICT系にまったく詳しくない家族の誰もが使えることを条件にして新しい我が家の“わんこ監視ネットワークカメラ”を探した。

 そして最終的に、従来と同じSpotCamの上位パンチルモデルである「SpotCam Eva」(以下、Eva)を計画衝動買いした。届いたパッケージの中には、Eva本体、専用ACアダプター、壁面固定用のプレートとネジ。保証書や設定ガイドなどが収納されていた。

初期設定がカンタンな監視カメラ「SpotCam Eva」

SpotCamシリーズも「スマカメ」「カメラ一発!」同様、超絶簡単設定が特徴だ!

SpotCamシリーズも「スマカメ」「カメラ一発!」同様、超絶簡単設定が特徴だ!

壁面や天井逆さ吊りも可能なEva。関連パーツもすべて同梱

壁面や天井逆さ吊りも可能なEva。関連パーツもすべて同梱

 Evaの設定に関しては、以前ご紹介したSpotCam-HD-Proと全く同じだ。初期設定に関しての詳細は以前の記事を参考にしていただくとして、基本は、スマホに指定のアプリを導入し、まずはEvaをAPモード(Access Point)にして、スマホとアドホックモードで接続してひとまず設定を終了する。

最初はAP(Access Point)モードで専用アプリを導入したスマホと無線接続して初期設定を行なう

最初はAP(Access Point)モードで専用アプリを導入したスマホと無線接続して初期設定を行なう

設定が終わればClient(クライアン)モードに切り替え、再起動してWi-Fiルーターに接続するだけだ

設定が終わればClient(クライアン)モードに切り替え、再起動してWi-Fiルーターに接続するだけだ

 次にEvaをClientモードに切り替えて再起動すれば、自宅に設置したWi-Fiルーター経由でSpotCamのクラウドサービスに自動接続してくれる。初期設定は極めて単純明快で、誰でもほんの10分もあれば設定は完成する優しさだ。

我が家ではテストのためにひとまず出窓のフチに設置してみた

我が家ではテストのためにひとまず出窓のフチに設置してみた

このくらいの位置なら、俯角20度でもかなり足元までのフロアを撮影可能だ

このくらいの位置なら、俯角20度でもかなり足元までのフロアを撮影可能だ

 今回は筆者宅の出窓のフチに仮設置した。広角110度HDカメラ搭載のEvaなら、まったく首を振らなくてもリビングルーム全体を見渡せる場所だ。

 周囲360度をぐるっと回転もできるので、180度反対側を向けると出窓の外側である屋外も見ることもできそうだが、今回はひとまず室内監視を優先することにした。

パソコンのウェブブラウザー(Chrome)で設置したばかりのEvaの映像を見てみた。赤や青の吹き出しマークはセンサーによるアラート感知を表している。いつでも青色のタイムバーをクリックすることで、タイムマシンのように過去の録画を表示可能だ(モバイルアプリも同様のことができる)

パソコンのウェブブラウザー(Chrome)で設置したばかりのEvaの映像を見てみた。赤や青の吹き出しマークはセンサーによるアラート感知を表している。いつでも青色のタイムバーをクリックすることで、タイムマシンのように過去の録画を表示可能だ(モバイルアプリも同様のことができる)

 実際に稼働後、パソコンのウェブブラウザー(Chrome)を使ってEvaが現在とらえている映像を見てみたが、予想通りなんとかリビングルーム全体を見渡せている。

カーペット上で休んでいる我が家のわんこを拡大表示(最大8倍までのデジタルズーム機能を搭載)

カーペット上で休んでいる我が家のわんこを拡大表示(最大8倍までのデジタルズーム機能を搭載)

 Evaは現在見ている画像のごく一部をデジタルズーム拡大表示できる機能を持っているので、カーペットの上で休んでいる我が家のわんこも簡単に拡大して見ることができた。

家族が閉めた扉の音に反応して、Evaが事前登録した筆者のメアド宛にアラートを送ってきた。その時の状況写真が添付されてくる

家族が閉めた扉の音に反応して、Evaが事前登録した筆者のメアド宛にアラートを送ってきた。その時の状況写真が添付されてくる

 ちょうどそのすぐ後、家族がテラスに出る引き戸を締めた時の大きな音に反応して、事前設定しておいた筆者のメアド宛に“アラートメール”が、その瞬間のスナップショットを添付して送られてきた。もちろん、Evaはパソコンがなくてもスマホでも同様のことが簡単に可能だ。

スマホ画面上でもパソコンと同様にLIVE映像と過去の録画を切り替えて観ることができる。動態感知や音感知をキチンと設定していないので、頻繁にアラートが出ている。これはEvaを設置した場所の環境を見て今後ゆっくり設定すればいい

スマホ画面上でもパソコンと同様にLIVE映像と過去の録画を切り替えて観ることができる。動態感知や音感知をキチンと設定していないので、頻繁にアラートが出ている。これはEvaを設置した場所の環境を見て今後ゆっくり設定すればいい

前へ 1 2 3 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン