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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第52回

給電状況チェックにも充電にも使える! 電圧・電流計付きUSB 3.0ハブ

2016年07月18日 12時00分更新

文● 織野至

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ポートごとの電圧・電流がわかるのが便利

バスパワーで動作する部分を活用するならば、出先でのUSBハブにするといった用途も思い浮かぶ

バスパワーで動作する部分を活用するならば、出先でのUSBハブにするといった用途も思い浮かぶ

 使用方法はUSBハブとなんら変わりない。これはデータ通信でも充電時でも同じだ。ただ充電時の機能を見ると、ポートごとの電圧・電流をチェックするためのSELECTボタンがあるため、少しだけ操作が異なる。

 その点以外は、あまり気にせず扱えるため、電圧・電流計として使用するとき以外は、必要なUSBケーブルを挿しっぱなしでもいいほどだ。

 さて、単純に充電器兼電流・電圧計として使用したい場合は、PCと接続させる必要はない。

 ACアダプターのみでも動作する仕様なので、よくあるUSB充電器のような運用方法にも対応している。

充電器としても運用できる

充電器としても運用できる

 充電だけでみると、接続機器に対して最適な⼊⼒を⾏なうため、たとえば、急速充電に対応した機器で⼊⼒2.1Aとある場合、その値を確認できる。なおiPhone 6/6sシリーズの場合は、バッテリー残量に応じて変化する仕様であるため、今回の場合だと1.6Aの入力までは確認できている。

 ただ、トータルで3.5Aなのを考えると、複数台を寝る前に充電するというなら、問題ナシだが、急いで充電する可能性があるのであれば、あらかじめ本体の電圧・電流計で2.1Aまで出ているのか確認しておく必要がある。

デスク常駐の充電器兼ハブとしての利用が最適

 電流・電圧を計測を頻繁に想定した製品ではなく、どちらかというと、ときどきチェックしたり、接続や充電が不安定なときに正しく動作しているのかを可視化できるといった部分に重きを置いたUSBハブといえるだろう。

 また合計3.5Aの縛りもあるため、複数の端末に対して急速充電を実行したいと考えた場合は、それに対応した製品を別途用意したほうがよく、そういった部分を踏まえると、デスクに常駐させておくハブを基本運用とするのがいいだろう。

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