箱に入りたいけど入れない……じゃあフタ閉じちゃう!
やがて、部屋の隅にAmazon箱をみつけ、そこに隠れて遊ぼうとする「とら」(あるいは「しま」。いやほんと、どっちか判別むずかしい)。
相方が楽しそうにしてるとすぐ真似したがるのは猫の仕様。おれも遊んでくれとやってきた。
でも自力でフタをあけられないので悪戦苦闘するのだった。
ええい、入れないなら閉めちゃえ!
閉めちゃいました。
さて、全力で遊んだらすぐ疲れるのは子猫の仕様である。
全力で遊んで全力で寝る。その繰り返しで1日が過ぎていくのだ。
2匹が同時に疲れればいいけど、なかなかそうはいかない。
「しま」だか「とら」だかわからないけど、1匹が先にダウン。
「おい、がんばれ、まだ遊べるぞ、寝るんじゃない!疲れはおれが癒してやる」とばかりに舐めてあげる。傷は舐めて直せは猫の基本(怪我したわけじゃないんだけど)。
だが奮闘むなしく、「いやぼくもうつかれたよ」とダウン。
猫たちも疲れたようだし、そろそろおいとましようかと思ったら、「いやおれはまだ元気だ。もっと遊べ」とアピールされたとさ。
いやいやこっちも疲れたのでそろそろおしまいに。
ちなみに、この日の猫と戯れた3時間弱で切ったシャッターは1000回以上。かなり連写したからな。
でも、子猫は刻々と成長していくもの。油断してるとあっという間に大人猫になっちゃうから、子猫が家にやってきたらマメに撮っておきましょう。
今回は2台のミラーレス一眼+明るめの単焦点レンズを組み合わせて撮りまくったけど、静止画できれいに撮ろうと思うとそれなりのノウハウも必要になる。
そんなときは動画で撮っておくのも手。最新のスマホなら4K動画も撮れるから。
あるいは私を呼んでください。
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筆者紹介─荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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