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魅惑のXperia周辺機器 ― 第4回

ハイレゾ入門に最適なイヤフォン「XBA-A2」:Xperia周辺機器

2016年06月04日 09時00分更新

文● 君国泰将 編集●南田ゴウ

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 Xperiaシリーズでは最近の機種に限ったお話ですが、オーディオの高音質化が大きく進んできました。そのひとつが“ハイレゾ”音源への対応です。

 「Xperia Z2」が初のハイレゾ音源対応モデルでしたが、発売当初は別途ポータブルアンプを用意する必要がありました。その後「Xperia Z3」シリーズではヘッドフォン出力でもハイレゾ音源が聴けるようになりました。

 さらにハイレゾ音源の対応状況では「Xperia Z3シリーズ」は96kHz/24bitまでの対応だったのが「Xperia Z4」や「Xperia Z5」シリーズでは192kHz/24bitまで対応し、楽曲サイトから購入したハイレゾ音源をより高音質で楽しめるようになりました。

 そこで欲しくなるのがハイレゾ音源に対応したヘッドフォンですが、今回は気軽に持ち歩いて聴ける扱いやすい密閉型インナーイヤーレシーバーのひとつ「XBA-A2」をご紹介いたします。

 本体とそれに繋がるヘッドフォンケーブル、もうひとつマイク&リモコン付きのヘッドフォンケーブル(1.2m)に、ハイブリッドイヤーピース(SS/S/M/L、各2つ)、シリコンフォームイヤーピース(S/M/L、各2つ)、キャリングケース、ケーブル長アジャスター、クリップと、中身はかなり充実しています。

 「XBA-A2」は、このハウジングの中に大口径12mmのダイナミックドライバーユニットとバランスド・アーマチュア(BA)ドライバーユニットを2基(フルレンジ+HDスーパートゥイーター)を組み合わせた“HDハイブリッド3ウェイドライバー”が収まっています。

 ちなみに、ハウジング部分の上にポツっと開いてる穴は、空気の流れを調整して低音域のリズムを正確にする“ビートレスポンスコントロール”というものです。

 聴いている音の印象にかなり大きく左右するのがイヤーピースですが、「XBA-A2」には、内側と外側で硬度を変えているハイブリッドイヤーピースが計4種類、さらに隙間にシリコンを埋めているシリコンフォームイヤーピースが3種類と、全部で7種類も用意されています。

 イヤピースが小さいと隙間から周囲の音が入ってきて、せっかくの音が耳まで届かなくなるので、自分にピッタリのものに合わせるのが大切です。特にシリコンフォームイヤピースを使うとフィット感がハンパではなく、耳の中がギュっと詰まって遮音性が上がり低音が持ち上がって格段に音楽に没頭できるようになります。

 ただし、密度が高くフィットしていることもあって、長く聴いてると耳が疲れてしまったりするので、通常のイヤーピースと差し替えて使うのも良いかもしれません。

 ハウジングとケーブルが脱着でき、好みでケーブルが変えられるというのもミソです。ヘッドフォンケーブルには1.2mのモノと、もうひとつオマケにつマイク&リモコン付きのヘッドフォンケーブル(1.2m)も付いているので、差し替えて利用できます。さらに別売りのヘッドフォンケーブルを使うこともできます。

 通常は線材にもこだわったとされているヘッドフォンケーブルを使いますが、Xperiaで使う場合には、マイク&リモコン付きのヘッドフォンケーブルがとても役に立ちます。

 ケーブルの途中にマルチファンクションボタンのついたユニットがくっついており、ちょうど真裏にマイク穴があります。このマルチファンクションボタンはなかなか便利で、着信の際にポチっと押すと通話ボタンとして使えるのはもちろん、音楽を聴く際には再生や一時停止、送り戻しといった使い方が可能です。

 さらにXperia専用アプリ「スマートキー」を使うと、音量の上げ下げや着信拒否、音声検索といったカスタマイズもできるので、相当に使い勝手が良くなります。

 そしてハイレゾ音源に対応したXperiaは非常に賢く、いわゆるmp3やAACといった圧縮音源でもハイレゾ相当にアップスケーリングしてくれる「DSEE HX」技術を備えています。設定はカンタンで、オーティオ設定から「DSEE HX」をオンにするだけで、今まで録り貯めてきたコンテンツをより高音質で楽しめます。

 あくまでも音質はハイレゾ相当だということと、利用時はバッテリーの消費が上がるという点には注意が必要です。

 肝心の音質ですが、もともとは音楽再生専用プレーヤーのために作られているイヤフォンなので、ハイレゾ音源に限らずいつも聴いている音楽を格段に心地よい音質で鑑賞できます。

 ハイレゾ音源の魅力は高音域の再現性はもちろん、全体の音の厚みや解像度が上がっていることなので、それをできる限り忠実に伝える出口部分が重要。きちんとハイレゾ音源に対応しているイヤフォンを用意することが大切です。

 このイヤフォンという世界は非常に深く、ハマると底なし沼です。幅広い価格帯にとてもステキな製品がたくさん存在します。あえて多くは語りませんが、まずはハイレゾ音源に対応をうたっているお手ごろ価格の製品を選ぶのが良いかと思います。そして、入門編という意味で「XBA-A2」は入手しやすい部類に入るのではないでしょうか。

 ケーブルが変えられるという点も楽しみのひとつで、さらに高品位なケーブルに差し替えたり、Bluetoothで接続するワイヤレスオーディオレシーバーとして使えたりと、汎用性が非常に高いのも魅力。これならいろいろとモトがとれそうな使い方もできそうです。そうした使い方は、また別の機会にご紹介したいと思います。


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