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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第79回

iOSの高機能ファイラー「GoodReader 4」を徹底解説

2016年05月05日 09時00分更新

文● 柳谷智宣

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クラウドサービスのフォルダーを自動同期する

 「GoodReader 4」の目玉機能のひとつがフォルダーの同期機能だ。OneDriveやDropboxといったクラウドサービスの特定のフォルダーを選び、端末内のデータと同期してくれるのだ。PC版のアプリケーションであれば当たり前にできる機能だが、スマホアプリではなかなか用意されていない。オフィシャルのアプリでもダウンロードしてオフラインで開くだけか、ファイル単位での同期機能がせいぜいだ。PCとスマホ間で利用するファイルをクラウドにまとめている人は活用しよう。ただし、Windowsアプリのように自動同期ではないので、同期する場合は更新ボタンをタップする必要がある。

 同期する方法は3パターンから選べる。まずはクラウドからのダウンロードだけを行なうケース。閲覧や共有がメインなら、Dropbox側のデータは変更されないので一番安全なパターンだ。次に、「Deleta local files」。PCやオフィシャルアプリなどでDropbox内のファイルを削除したときに、「GoodReader」内のファイルを同期して削除する設定。これはオンにしておいてもいいだろう。問題は、「Deleta local files」だ。これをオンにすると「GoodReader」で削除したファイルをDropboxからも削除するようになる。一番、きちんとした同期なのだが、誤操作や勘違いで削除した場合、被害が拡大する可能性がある。削除は落ち着いた環境でPCから行なえばいいだけなので、アプリに慣れるまではオフのままにしておくことをオススメする。

「Connect」からDropboxを登録する

フォルダーを選択し、左下の「Sync」をタップする

アプリ内の保存場所を開き、「Download here&Synchronize」をタップする

同期設定を行なう。ダウンロードだけの同期でいいなら「“Download only” sync」をオンにする

「Deleta local files」をオンにすると、Dropboxで削除されたファイルがアプリからも削除される。「Deleta local files」をオンにすると、アプリで削除するとDropboxからも削除されるようになる

フォルダーの同期が始まる

フォルダーが追加され、左上に同期マークが表示される

右下の更新ボタンをタップして同期する

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