この表情がたまらない! 大五郎のめんどくさそうな顔
彼らももうすっかりじいさん猫とおっさん猫になりはてたのだが、2匹の微妙な関係が面白い。
おおむね、かふかは子猫の頃から大五郎の後を着いて歩くのだが、大五郎がそれをめんどくさがるのが基本。その気になったときしか相手しない。その気にならないときはこんなである。
かふかがやってきてくんくんして知らん顔してるし。
傑作がこれ。これをお見せしたいがために今回のネタになった、という写真。
大五郎が高い棚の上でくつろいでたら、かふかがぴょんぴょんと上がってきて、大五郎の身体を舐めはじめたのである。
そのときの大五郎のめんどくさそうな顔ときたらたまらん。
まあ表情なんて一瞬のことなのでほんとはどうなのか知らないが、大五郎はこのあとこの特等席をかふかに譲り、自分はおりていったのである。
仲良さげな写真を撮ろうと思ってカメラを向けたんだけれどもねえ。
冬が近づくとさすがに寒くなってくるので2匹がくっつく機会が増えてくるのである。
猫は暖かい場所を求めてそこに収まるし、複数飼いしていればくっついた方が暖かいのでそうなるのは自明。
我が家で見られるのはこんな光景。
名づけて猫墳、あるいは猫塚。毛布の色が土っぽくて、横から見ると古墳のようだから「ねこふん」。
というわけで、レンズ交換式カメラで撮ったものはキャプションにどんなレンズかを書いてみた。
猫を飼ってるみなさま、室内は暗いので、明るいレンズは必須。デジタル一眼ならF1.4~F2.0クラスのレンズを、コンデジならレンズの明るいハイエンド機を猫用に用意しましょう。
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筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/
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