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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第433回

暗い室内は明るいレンズで! 我が家の2匹の猫の仲良しぶり(!?)を撮る

2015年11月20日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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この表情がたまらない! 大五郎のめんどくさそうな顔

かふかはよく大五郎を追いかけて同じ場所にいようとする。たいていの場合、大五郎はめんどくさがって、その場所をかふかに譲ってどっか行っちゃう。そんなのが面白い(2015年7月 パナソニック DMC-CM1)

かふかはよく大五郎を追いかけて同じ場所にいようとする。たいていの場合、大五郎はめんどくさがって、その場所をかふかに譲ってどっか行っちゃう。そんなのが面白い(2015年7月 パナソニック DMC-CM1)

 彼らももうすっかりじいさん猫とおっさん猫になりはてたのだが、2匹の微妙な関係が面白い。

 おおむね、かふかは子猫の頃から大五郎の後を着いて歩くのだが、大五郎がそれをめんどくさがるのが基本。その気になったときしか相手しない。その気にならないときはこんなである。

 かふかがやってきてくんくんして知らん顔してるし。

これもかふかが大五郎を追いかけてきたの図。大五郎の表情が実に面白い。これはGX8に25mmF1.4のLEICAブランドレンズで(2015年9月 パナソニック DMC-GX8)

これもかふかが大五郎を追いかけてきたの図。大五郎の表情が実に面白い。これはGX8に25mmF1.4のLEICAブランドレンズで(2015年9月 パナソニック DMC-GX8)

 傑作がこれ。これをお見せしたいがために今回のネタになった、という写真。

 大五郎が高い棚の上でくつろいでたら、かふかがぴょんぴょんと上がってきて、大五郎の身体を舐めはじめたのである。

 そのときの大五郎のめんどくさそうな顔ときたらたまらん。

 まあ表情なんて一瞬のことなのでほんとはどうなのか知らないが、大五郎はこのあとこの特等席をかふかに譲り、自分はおりていったのである。

 仲良さげな写真を撮ろうと思ってカメラを向けたんだけれどもねえ。

 冬が近づくとさすがに寒くなってくるので2匹がくっつく機会が増えてくるのである。

 猫は暖かい場所を求めてそこに収まるし、複数飼いしていればくっついた方が暖かいのでそうなるのは自明。

 我が家で見られるのはこんな光景。

2匹並んではいると、猫墳群。窓からの光がはいってぽっこり具合がよくわかる(2015年1月 パナソニック DMC-CM1)

2匹並んではいると、猫墳群。窓からの光がはいってぽっこり具合がよくわかる(2015年1月 パナソニック DMC-CM1)

 名づけて猫墳、あるいは猫塚。毛布の色が土っぽくて、横から見ると古墳のようだから「ねこふん」。

 というわけで、レンズ交換式カメラで撮ったものはキャプションにどんなレンズかを書いてみた。

 猫を飼ってるみなさま、室内は暗いので、明るいレンズは必須。デジタル一眼ならF1.4~F2.0クラスのレンズを、コンデジならレンズの明るいハイエンド機を猫用に用意しましょう。

■Amazon.co.jpで購入


筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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