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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第17回

手の乗せ心地がいいトラックボール!! エレコム「M-XT2DRBK」を試す

2015年10月29日 12時00分更新

文● 織野至

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3日ほど酷使してのインプレッション
変に力を入れずにボールを操作できるのが◎

 まず支持球が大型になったことと、センサーにゲーミンググレードのものを採用したこともあってか、ポインティングについては問題らしい問題と遭遇していない。

 繰り返しになるが、トラックボールの表面加工によるものか、転がしやすい印象も受けた。このあたりは肌の質も絡む部分なので、店頭で発見したときによくチェックすべきだろう。

電源は単3形乾電池×1。連続動作時間はローエナジーモードで約125時間、ハイスピードモードで約76時間。リサイクルタイプの乾電池が無難だ

電源は単3形乾電池×1。連続動作時間はローエナジーモードで約125時間、ハイスピードモードで約76時間。リサイクルタイプの乾電池が無難だ

 左右のクリックボタンは、カタログスペックによるとOMRON製スイッチを採用しているそうだ。この点を知らずにタッチしていたのだが、明瞭なレスポンスを得られるため、気に入る人は多いのではないだろうか。

 またOMRON製のスイッチユニットは耐久性についても良好と評されることが多いため、これもM-XT1DRBKのように早い段階で自動入力機能が実装されたり、反応が鈍くなったりする可能性は低いだろう。

 減速ボタンにも同様のスイッチを使用しているそうだ。となると、ほかのボタンの耐久性が気になるところだが、試用中に不具合らしい不具合とは遭遇していない。

 もうちょっと長期間テストしたいところだが、いずれ購入するので、何かの機会にレポートできればと思う。

握り方は必然的に被せるような形になる

握り方は必然的に被せるような形になる

 ホイールは凹凸のあるデザインで回転させやすい点は継承されている。部材については情報はないのだが、引っかかりもなくスムーズに動作していた。回転のさせやすさは、本体の形状からきている部分が大きいようで、変に力を入れずに回せるところをとても気に入っている。

750/1500カウントの切り替えはホイールの上にある。減速ボタンを活用するシーンのほうが圧倒的に多いと思われる

750/1500カウントの切り替えはホイールの上にある。減速ボタンを活用するシーンのほうが圧倒的に多いと思われる

 M-XT2DRBKは持ち心地を強化しつつ、操作性についても向上させたトラックボールといったところになる。

 ポインティングについては、やはり支持球を変更したことが大きいのか、不満らしい不満とは遭遇せずだ。

 といっても、マウスと同じく、手の形や握る際のクセが大きく影響するため、実際に店頭でタッチ&トライをしてから選ぶことをオススメする。ジャストフィットすれば、妥協点なく選べるトラックボールに見えてくるハズだ。

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