3日ほど酷使してのインプレッション
変に力を入れずにボールを操作できるのが◎
まず支持球が大型になったことと、センサーにゲーミンググレードのものを採用したこともあってか、ポインティングについては問題らしい問題と遭遇していない。
繰り返しになるが、トラックボールの表面加工によるものか、転がしやすい印象も受けた。このあたりは肌の質も絡む部分なので、店頭で発見したときによくチェックすべきだろう。
左右のクリックボタンは、カタログスペックによるとOMRON製スイッチを採用しているそうだ。この点を知らずにタッチしていたのだが、明瞭なレスポンスを得られるため、気に入る人は多いのではないだろうか。
またOMRON製のスイッチユニットは耐久性についても良好と評されることが多いため、これもM-XT1DRBKのように早い段階で自動入力機能が実装されたり、反応が鈍くなったりする可能性は低いだろう。
減速ボタンにも同様のスイッチを使用しているそうだ。となると、ほかのボタンの耐久性が気になるところだが、試用中に不具合らしい不具合とは遭遇していない。
もうちょっと長期間テストしたいところだが、いずれ購入するので、何かの機会にレポートできればと思う。
ホイールは凹凸のあるデザインで回転させやすい点は継承されている。部材については情報はないのだが、引っかかりもなくスムーズに動作していた。回転のさせやすさは、本体の形状からきている部分が大きいようで、変に力を入れずに回せるところをとても気に入っている。
M-XT2DRBKは持ち心地を強化しつつ、操作性についても向上させたトラックボールといったところになる。
ポインティングについては、やはり支持球を変更したことが大きいのか、不満らしい不満とは遭遇せずだ。
といっても、マウスと同じく、手の形や握る際のクセが大きく影響するため、実際に店頭でタッチ&トライをしてから選ぶことをオススメする。ジャストフィットすれば、妥協点なく選べるトラックボールに見えてくるハズだ。
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