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ちょっと気になる! 小便利そうな周辺機器レビュー 第6回

小さくてどこでも付けられる定番ウェアラブルカメラ「GoPro HERO4 Session」

2015年07月28日 12時00分更新

文● 織野至

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自撮り棒とGoPro HERO4 Sessionの組み合わせを試す

Wi-Fiの強度表示はひとつ少ない状態。本体から3m離れた状態でのものだ

Wi-Fiの強度表示はひとつ少ない状態。本体から3m離れた状態でのものだ

 まず気になったのがWi-Fiの有効レンジ。リモート撮影機能のほか、画質は荒いがプレビューを確認できるからだ。

 そこで、最長7.5mの自撮り棒であるルミカ製「Birds iRod 6G-7500」で確認してみた。結果としては、5mを過ぎたあたりからWi-Fi接続が不安定になり、7.5m時点では接続が強制的に解除されてしまった。

 といったことからすると、リモートスターターとしてスマホアプリを使用する場合は、なるべく近くにいたほうがいいといえる。

 また、環境光が変化した場合、どういう挙動をするのか気になったので、Birds iRod 6G-7500にセットし、立てた状態でグルグルと水平方向に回してみた(上の動画)。

 ダイナミックレンジは広めで、森の影部分のつぶれも少なく、露出補正もうまい。またGoPro HERO4 Sessionは2つのマイクがあり、ノイズが少ないものも魅力。それもわかる動画だ。なお設定は1080p/60fpsで撮影した。

 次に単純な録画。防水機能があるので、GoPro HERO4 Sessionに対して水をかけてみたところを録画してみた。井戸から水が出るところに設置して録画したもので、設定は1080p/60fps。

 この場合、スタートは手動でもいいが、距離をある程度取れるのであれば、スマホからのスタートのほうが濡れないで済む。

同じカットで静止画を撮影したもの。クリックするとリサイズなしの画像が表示される。レンズの口径がスマホよりも大きいのもあってか、画質はイイ感じだ

上の動画と同じカットを静止画を撮影したもの。クリックするとリサイズなしの画像が表示される。レンズの口径がスマホよりも大きいのもあってか、画質はイイ感じだ

 上はタイムラプス動画。2秒間隔で記録したもので、4K解像度にしてみた。もちろん、アップロードデータも4Kなのでチェックしてみてほしい。

 タイムラプスについては、記録時はJPEGで撮影され、GoPro Studioなどで動画に変換する流れになる。

 デジタル一眼レフでタイムラプスをしたい場合、セッティングが面倒すぎるのが常だが、GoPro HERO4 Sessionだと、その部分がとても楽なのでタイムラプスのエントリー用としてもいいものだ。

GoProの利便性を損なわずに小型化!
夏のレジャーのお供にぜひ!

 このように、いつものGoProの利便性そのままに、コンパクト化に成功したものがGoPro HERO4 Sessionだと思っていい作りだ。

 専用マウントを用意してワークアウトしてみてもいいし、スポーツシーンを撮ってもいい。インドアであれば、プラモデル製作過程をタイムラプスにしてみるのも面白いだろう。

 夏で何かと遊ぶ機会が多いときのお供として、GoPro HERO4 Sessionはベストだ。

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