ここが変わったWindows 10 第70回
発売間近! Windows 10の新機能をおさらい
発売直前!製品版ビルドで見るWindows 10の新機能10!
2015年07月27日 09時00分更新
7月29日の発売日が近づいている。Windows Insider Programに参加していたユーザーは待ち遠しいところだ。このワクワク時間で、多くの人が使うことになるWindows 10の新機能をおさらいしておこう。
今回は、製品版ビルドでWindows 10の新機能10を紹介する。
マイクロソフトはYouTubeに投稿した広告動画「Introducing Windows 10 - The future starts now」では、「未来」というキーワードを打ち出している
新機能1●スタートメニューが本格的に復活!
Windows 10の大きなポイントのひとつが、スタートメニューの復活だ。Windows 8ではなくなってしまったが、10で完全復活を遂げた。さらに、Windows 8のタイルメニューも融合させ、大きく進化している。
ウィンドウアイコンをクリックするかWindowsキーを押すとスタートメニューが開く。スタートメニューの上端や右端をドラッグすると、表示エリアを拡大・縮小することが可能。しかし、タイルを非表示にしたり、全画面表示にしたりはできない。
「すべてのアプリ」でアプリの一覧表示が可能。英数字順で表示されるので、特に日本のユーザーはアプリが見つけにくいかもしれない。タイル部分に表示できないアプリは縦スクロールで表示できる。Windows 8の横スクロールからがらっと変わったポイントだ。
スタートメニューを開いたところ。表示サイズはある程度ドラッグ&ドロップで調整できる
「すべてのアプリ」でアプリを一覧表示できる。やや使いにくいので、よく使うアプリはタイルに貼り付けておこう
新機能2●ストアアプリがウィンドウで表示できる!
ストアアプリがウィンドウ表示できるようになったのも見逃せない。Windows 8のストアアプリが今ひとつだったのは強制全画面表示だったため。これで、アプリの開発者がWindowsストアに戻ってきてくれると良いのだが。
Windowsは元からディスプレイを2分割して表示する「スナップ」機能を搭載していたが、ストアアプリももちろん対応。さらに、Widnows 10では上下にも分割できるようになり、4分割表示も可能だ。
ストアアプリの「ニュース」を表示したところ。通常のウィンドウとほぼ同じように扱える
「スナップ」機能で画面を分割して表示できる
新機能3●仮想デスクトップ機能が搭載された!
Windowsに初めて仮想デスクトップ機能が搭載された。これは複数のデスクトップを仮想的に用意し、複数のアプリを配置して切り替えて利用する仕組みだ。表示するのはひとつのディスプレイなので、アプリを全画面表示して使う人には意味が無い。しかし、アプリの配置を細かく調整する人なら、便利に使える。メインのデスクトップにはブラウザー、2つ目のデスクトップにはSNSアプリ、3つ目にはゲームといった具合に配置して切り替えられるのだ。
Win+Tabキーを押すとアプリや仮想デスクトップの切替画面が開く
アプリを選択すると、そのウィンドウが配置されている仮想デスクトップに移動する
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