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マイクロソフト・トゥディ 第153回

9月2日、日本MS最大の新イベント「FEST2015」開催 - 100以上のセッションを用意

2015年07月17日 11時00分更新

文● 大河原克行、編集●ハイサイ比嘉/ASCII.jp

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新社長・平野拓也氏が打ち出した3つの野心

 「マイクロソフト ジャパンパートナーコンファレンスでは、パートナー戦略、支援策が中心となっており、The Microsoft Conferenceでは、最新製品、サービス情報や開発、運用情報などの紹介が中心となっていた。これをひとつのイベントに統合することで、平野新社長が示した3つの野心について、3日間を通して訴求。"Why (with) MS?"を理解していただくものになる」とする。

 こうしたイベント統合の動きは、すでに英国では行われており、日本ではその実績を反映しながら、FEST2015を開催することになる。

 ちなみに、2015年7月1日付けで日本マイクロソフトの新社長に就任した平野拓也氏が打ち出した3つの野心とは、「よりパーソナルなコンピューティング」「生産性とビジネスプロセスの改善」「よりインテリジェントなクラウド」という3つの基本方針を指す。これは米マイクロソフトが打ち出している方針でもあり、FEST2015の開催目的の柱にもなるキーワードだ。新社長方針にあわせて、同社最大規模のイベントが新たな形へと姿を変えたともいえよう。

 そして、この取り組みは、日本マイクロソフトにとっても、変革の象徴になるという。

 「FESTは、変革を推進するパートナーとの協力関係の強化、顧客の変革を支援、ドライブする役割、そして、テクノロジーの変革を紹介する場となり、日本マイクロソフトだけでなく、マイクロソフト全体の変革を示すものになる」(日本マイクロソフト)と位置づける。

 なお、FESTの語源は、「Foresee, Empower, Spark & Transform」の頭文字をとったものだ。「展望し(Foresee)、力を与え/得て(Empower)、新しいことを引き起こし(Spark)、革新(Transform)する機会を提供するものになる」と、その意味を説明する。

 そして、熱気や盛り上がり、新たな発見を予感させ、期待させるという、本来「Fest」が持つ意味も同時に持たせたという。

 日本マイクロソフトが、名前と形を変えたFESTは、どんなイベントに進化するのか。変革を象徴するイベントとなるのか。今から、その中身が注目される。


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