アナログレコードに興味を示す東京女子流メンバー
山田 みなさんアナログ盤はわかりますか?
全員 わかります!
小西 でも、再生する機械って売ってるんですか?
小島 最近はアナログ盤ブームで、レコードプレーヤーも増えてきたんですよ。
小西 家にあるとかっこいいよね! 使い方わからないけど(笑)。
小島 (12インチ盤レコードを見せながら)いまはCDケースがジャケットサイズですけど、昔はこのサイズがジャケットだったんですよ。
山邊 でか! 私たちの顔をそこまで大きくしなくても……。
中江 そこまで大きいと保管が大変ですね。どこにしまえばいいんだろう。
山邊 (レコードを取り出しながら)あんまり、すやすやと触れないな……。
中江 やすやすね。寝ちゃったよ(笑)。え、昔の人はレコードプレーヤーが一家に一台とかあったってことですか?
小島 そうですね。
中江 へぇ。うちにもあったのかな?
庄司 おばあちゃん家にある。
山田 レコードは聴けば聴くほど音が悪くなるって知ってる?
中江 え、どういうことですか?
山田 何度も聴いていると溝が削れていっちゃうんですよ。
山邊 消耗品だ。
中江 いやですね。
山邊 それで何枚も買わせるやつだ。
与田 レコードの表面が溝になっていて、ここに針を落とすと音が出るんだよ。
山邊 裏とか表とかあるんですか?
与田 あるよ。A面とB面。
山邊 え? どういうこと!?
与田 このレコードだと、1曲目か5曲目がA面で、6曲目からは裏のB面なんだよ。
山邊 いまのCDとは違うんですね。
小島 だから、昔CDが出たばかりのころは、みんなまだ曲が入ってると思って裏返して再生しようとしたりしてみたんですよ。
庄司 そうなんですね。
与田 レコードは溝を針でこすると音が出るんだよ。それを電気で音を大きくして流してる。
小島 針じゃなくても、つまようじとかでもかすかに音が聴こえるんですよ。
全員 え!!
与田 溝をよく見ると曲の終わりなんかがわかるんだよ。
新井 あー。1曲目2曲目3曲目だ!
小島 実はハイレゾって、デジタルの音をどんどん細かくしていくものなんですけど、なめらかになるということで、目指すところは結局アナログなんですよ。すなわちハイレゾでアナログに近づいているんです!
(次ページでは、「『加速度』の印象は?」)
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