改めて企画趣旨をおさらい! 東京女子流は次の曲もハイレゾ?
楽曲制作チームに東京女子流メンバーが加わって初の座談会。今回の企画の趣旨からおさらいし、「加速度」をハイレゾ音源で配信するにいたるまでの過程を説明。「加速度」という楽曲についての感想なども、東京女子流メンバーから聞いた。
小島 高級なオーディオを持っている人はクラシックとかジャズを聴く人が多いんですけど、ユーザーの中には若い人もいて、もちろん普通にJ-Popとかを聴くんですよ。ただ、最近のCDは昔と違って、こういうオーディオで聴いてもあんまりいい音で鳴らないことが多いんですね。
いわゆる売りやすい音作りを追求しすぎて、本格的に音楽を聴けるクオリティーじゃなくなる。結果としてCDに愛着が持てなくなる。それって不幸なことだから、「いい音のCDを作りませんか」っていうのがスタートだったんです。
そしてなぜ東京女子流さんを選んだのかといえば、音作りに凝っているからなんです。そんな制作チームと一緒にできればいいものができるだろう、ということではじまったんです。スタートしてみて、できることできないことの壁なんかにも当たりながら、やっと3月に制作した楽曲がリリースされました。
そこでは、いままでにない新しい「ハイレゾ」っていうフォーマットにも挑戦したわけです。すると、「アイドルが音にこだわって作ってるなんて面白い」とか「やっぱり音が違う」っていう意見がTwitterなどで拡散されたんですよ。
全員 そうだったんですね!
小島 みなさんはいつもと変わらぬレコーディングだったと思うんですけど、歌録りは実はいつもよりも高品質な録音になっていたんですよ。
新井 へぇ。わからなかった。
山邊 じゃあ、次の曲もハイレゾ版でやるんですかね?
与田 まだわからないけど、アナログ盤なんかも出しているし、東京女子流はそういうの積極的にやったほうがいいよね。
(次ページでは、「レコードに興味を示す東京女子流」)
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