猫宅訪問シリーズ第3弾はマンションにお住まいのUさん宅。前回の猫宅訪問を読んで「うちに撮りにきませんか」と言っていただいたのである。ああ、ありがたや。
人なつこいから大丈夫だよ、と言っていただいたが、やはりはじめての客は警戒するもの。
AVラックと棚の隙間に隠れてじーっとこっちを見てる。どんな人なつこい猫でも最初はしょうがない。こっそり床の上にカメラを置いて、モニターを開いて撮影。
首輪についてるおまもり(猫の手の形をしてるのがそう)が可愛い。名前は「小梅」ちゃん。メス。捨てられてた子猫の1匹をもらってきたそうで、私の周りにいる猫飼いってそういうパターンが多い。きれいなキジトラのハチワレ。
訪問して驚いたのは一番日当たりのいい部屋が猫専用になってること! 自分の部屋を持ってる猫! そこに食卓(卓ではないけど)、ケージ、トイレ、キャットタワーと揃っているのだ。
個室持ち猫とはなんてお姫さまというかお嬢さまというかよい暮らししてます。
小梅ちゃん、人なつこいというだけあり、30分もするとひょこひょこと出てきて、私のカバンの匂いを嗅いだり、私に近寄ってみては目が合うと遠ざかったり、部屋を所在なさげに散歩したり。やっぱ猫は面白い。
見かねた飼い主さんが小梅をだっこしたのですかさず撮影。
ちょっと不安げだけど落ち着いてきましたな。
とかやってたらお昼になり、いったん外に出てランチを食べて帰ってきたら、閉めていったはずのリビングの扉や寝室の扉が開いてる!
どうも、引き戸も開き戸も自分で開ける技を身につけてるようで、誰もいない間に扉を2つあけて飼い主のベッドにおさまってたのであった。
ああ、引き戸を開けるとこを見たかった。猫って誰もいなくなった頃を見計らってこっそり技を使うのだよな。
飼い主によると前足を伸ばして扉のレバーにひっかけ、ちょっとずつ力を入れて開けるらしい。
うちの猫はそこまで進化してないのでちょっと羨ましいところである。
(次ページに続く、「お気に入りの場所で猫パンチを喰らう!)」
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