本特集第1回で詳しく紹介した富士フイルムのミラーレス一眼「FUJIFILM X-T1」 。この実写撮影サンプルの撮影が完了したので改めてここで掲載する。
感度別撮影サンプル
最高感度はISO 12800まで設定可能。一番感度の高いISO 12800でもノイズは少なめでディテールの再現性も高い。かなり実用性の高い画像を記録できる。
ノイズが気になりだすのはISO 6400から。それ以下の感度設定ではあまり気にしないで大丈夫だ。
アドバンスフィルターの撮影サンプル
エフェクト系の機能は効果も大きく楽しめる。指定した色を残してほかをモノクロにする「パートカラー」は上記の2色のほかにレッド、オレンジ、イエロー、ブルーも選択可能だ。
「DR」適用率別の撮影サンプル
DRはダイナミックレンジを広げる機能でハイライト側の白飛びを抑える事が可能。通常は「オート」に設定しておけば適切なコントラストの写真が撮れる。
「フィルムシミュレーションブラケット」の撮影サンプル
フィルムシミュレーションは「スタンダート」(PROVIA)、「ビビッド」(Velvia)、「ソフト」(ASTIA)、「セピア」「モノクロ」(黄色、赤、緑の各フィルター使用で3種あり)、「PRO Neg.Std」「PRO Neg.Hi」 と「リバーサルフィルム」「ネガフィルム」「モノクロ」で3色のフィルター使用時をシミュレートできる。
ブラケットモードでは、そのなかから3つを選んで記録可能だ。シーンや好みでさまざまな発色を楽しむことができる。
富士フイルムの「X」シリーズに共通した解像度の高い画質はこのX-T1でも健在だ。特に高感度のディテールの再現性とノイズの少なさはAPS-Cサイズ素子を採用しているデジカメの中ではトップクラスの性能と言っても過言ではないだろう。

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