鼻歌を吹き込むだけで
“一曲まるまる”作ってくれるアプリ
ロック・ミュージシャンの逸話には、こういうものがある。「ライブを終えてメンバーで飲んでいるときに、ボーカルの○○が鼻歌を歌い出したんだ。あまりにもすごいメロディーだったもんで、慌ててその場にあったナプキンに書きとった――それがあのギターリフになったんだ」みたいなやつ。正直、かっこいい。
などという話をしていたら、ASCII.jp編集部の若人、サンキュー鈴木が声をかけてきた。「コジマさん、鼻歌だけで作曲できるアプリがありますよ」。なにっ、鼻歌だけで……。それは気になると、さっそく試してみることにした。カシオ計算機のiPhone用自動作曲アプリ、「Chordana Composer」だ。
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Chordana Composer (コーダナ コンポーザー) ![]() |
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価格 | 500円 | 作者 | CASIO COMPUTER CO., LTD. |
バージョン | 1.0.7 | ファイル容量 | 68.5 MB |
カテゴリー | ミュージック | 評価 | ![]() ![]() ![]() |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 4.0以降 |
自動作曲をうたっているが、口ずさんだ2小節のメロディーをもとに、1曲まるごと作ってしまうというのだから驚きだ。伴奏を付けるだけならともかく、曲展開も含めて、最初から最後まで作ってしまうことが可能なんだろうか。
百聞は一見にしかず、さっそく鼻歌を吹き込んでいこう。画面左下の「INPUT」からマイクを選び、画面中央上の録音ボタンを押す。そして鼻歌や口笛でメロディーを吹き込んでいけばよい。
ちなみに鼻歌を入力するときは「口笛」「女声」「男声」というモードが選べるが、読み取り精度にはかなり差が出るようだ。たとえば「口笛」を選択して男性の声で歌うと、ほとんど読み取ってくれない。声質によっては、ちょっと練習が必要になってくるかもしれない。
なお、鍵盤をタップして音階を入力したり、五線譜に音符を配置したりすることで、メロディーを作っていくことも可能だ。作曲の心得がある人なら、むしろこちらの機能の方が思い通りに入力できるかもしれない。
録音が終わったら、自動作曲ボタンをタップ。曲のジャンルを「ポップス」「ダンス系」「ロック」「ジャズ」「ラテン他」の5種類から選択し、曲調として「楽しげな」「バラード調」「ノリの良い」を選ぶ。計15種の組み合わせとともに、音階の動き/テンション度を設定できる。このあたりは完全にアプリ任せなので、好きなように選び、「自動作曲」をタップしよう。
(次ページでは、「曲展開はすべてアプリ任せでOK!」)

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