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柳谷智宣の「神アプリの説明書」 第53回

古いiPhoneをネットワークカメラ化できる「あんしん監視カメラ」を徹底解説

2014年11月26日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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 留守中に自宅のペットがどうしているのか気になるなら、ネットワークアクセスできる監視カメラが欲しいところ。とはいえ、意外といい値段になるので躊躇してしまう。そんな時は、無料アプリで使わなくなったiPhoneを監視カメラにしてしまおう。今回は、「あんしん監視カメラ」の使い方を紹介する。

外出先から自宅の様子が手に取るようにわかる!

無料アプリでクラウド経由の監視カメラを利用できる

 「あんしん監視カメラ」はiPhoneを監視カメラにするカメラアプリ。撮影したデータを自動でクラウドにアップロードし、ユーザーはブラウザーから撮影データを閲覧できる。アプリごとに生成されたアカウントを利用するので、最低限のセキュリティーは保たれている。直接カメラに接続するわけではないので、ネットワークの難しい設定は不要。外出先から、家庭のWi-Fiルーターに接続したiPhoneで撮影したデータにアクセスできる。

 まずは、カメラにするiPhoneにアプリをインストール。iOS 4.3以降で動作するので、機種変更で使わなくなったiPhoneでいい。ネットワーク接続は必要なので、Wi-Fiに接続しておこう。また、ACアダプターにもつないでおくこと。iPadでも動作するが、iPhoneアプリのみなので、2倍表示にして利用しよう。また、当たり前だがカメラが必要なので、初代iPadでは利用できない。

あんしん監視カメラ - すぐに使える無料の防犯カメラアプリ App
価格無料 作者Masao Itou
バージョン1.0 ファイル容量908 KB
カテゴリーユーティリティ 評価(3)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 4.3以降

アプリを起動するとカメラへのアクセスを求められる

チュートリアルをチェックしたら「閉じる」をタップする

映像が表示されるが、まずは歯車のアイコンをタップする

アカウント情報をメモし、URLをタップする

URLをメールなどで、自分宛てに送信する

Wi-Fiに接続済みのiPhoneを設置する。iPhone 4やiPhone 5はぎりぎり自立するが、何かに固定した方が安心だ。画面は横置きにする

録画ボタンをタップすると、ボタンが赤くなる。撮影側の端末には日時や周囲の音、被写体の動きなどが表示される

しばらくすると画面表示が消えて消費電力を抑えてくれる。画面をタップすると、元の画面に戻る

次ページでは、「監視をスタートすると5秒ごとに写真がアップロード!

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