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マイクロソフト・トゥディ第102回

日本MS、社員食堂もクラウド化—「Cloud First, Mobile First」を目指す

2014年07月11日 23時00分更新

文● 大河原克行

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リニューアルしたOne Microsoft Cafe

 日本マイクロソフトは、2014年7月9日、同社の品川本社19階にある社員食堂「One Microsoft Cafe」をリニューアル。その中で、「One Microsoft Cafe」のクラウド化が進められることになった。

 社員食堂のクラウド化とは何か?

 今回の同社が取り組んだのは、WindowsタブレットおよびMicrosoft Azureによる新発注システムの導入だ。

カード決済機能を備えたWindowsタブレットを使い
柔軟にレジを増減

 これまでOne Microsoft Cafeでは、5台のレジを使用して注文に対応していたが、昼食時間帯には多くの社員が訪れるため、レジ前には長蛇の列ができることもしばしばあった。

品川本社19階にある社員食堂「One Microsoft Cafe」

昼食時には長蛇の列ができる

 そこで新たにカード決済機能を搭載した7台の10型タブレットを導入。列ができている場所にタブレットを持って行き、支払い処理をこれで行なうというものだ。

One Microsoft Cafeで新たに導入する10型タブレット。決済機能も採用

 タブレットを使用することで、レジ作業がタッチ操作でできること、混雑時に柔軟にレジを増やすといった活用ができるなど、社員の注文オペレーションの簡素化につなげることができるという。

 固定したレジではスープがかかってしまったりといった問題が発生したこともあったが、導入するタブレットは防水機能となっており、その点でも安定した運用ができるといえよう。

 実は、7月に入って調布の拠点から250人規模で品川本社に社員が移動。これにより、One Microsoft Cafeにおける昼食時の混雑緩和は重要なテーマとなっていたところだった。

 One Microsoft Cafeでは、通常のプレートメニューに加え、新たにDeli BoxおよびVege Boxと呼ぶお弁当を用意。これも混雑緩和を狙った施策だといえるが、同時にお弁当の購入もタブレット導入でスムーズになるといえよう。

Deli Boxなど新たに5つのサービスを開始した

新たに用意されたDeli Box

野菜だけで構成されたVege Box

発売以来、連日午後1時前には売り切れるという人気ぶり

Microsoft Azureで、販売状況をリアルタイム管理

 さらに、Microsoft Azureによって、販売状況をリアルタイムで管理し、効率的な運営基盤の構築を行なうこともできるという。

 「これまでは一定期間で販売状況を把握していたが、今後はデバイスとクラウドを活用することで、15分単位で販売状況をリアルタイムで管理できるようになる。さらに精度の高い分析が可能となり、社員のニーズの高いメニューの提供へとつなげることができる」(日本マイクロソフト管理本部リアルエステートアンドファシリティーズリアルエステートポートフォリオマネージャーの長坂将光氏)としている。

 One Microsoft Cafeも、マイクロソフトが目指す「Cloud First, Mobile First」をまさに実践し始めたというわけだ。

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