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約240名の企業としてスタートしたVAIO株式会社。関取社長の描くビジョンとは?

VAIO社長「VAIOのDNAを継承し、PCの本質を追究する」

文●貝塚怜/ASCII.jp編集部

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左から執行役員副社長の赤羽良介氏、代表取締役社長の関取高行氏、執行役員の花里隆志氏

 販売総代理店はソニーマーケティングとなった。理由については、「ソニー時代の関係性なども考え、ソニーマーケティングに協力して頂くのが最も効率的だろうと判断した(執行役員 花里隆志氏)」とした。すでにVAIO Pro 11、VAIO Pro 13、VAIO Fit 15Eの3機種はソニーストアオンラインで注文可能だ。

 当面は国内での展開が中心。ソニーストアオンラインによる直販に加え、銀座、名古屋、大阪のソニーストア、e-ソニーショップ、一部の量販店で販売する。「事業が軌道に乗ったら(関取氏)」販売チャネルの拡大および海外展開なども視野に入れているという。

製品第1弾はVAIO Pro 11、VAIO Pro 13、VAIO Fit 15Eの3機種。基本的な仕様はソニー時代のものと共通となるが、ロゴが「VAIO」になっている

 気になるのはVAIO株式会社として一から企画・開発するVAIOの存在だが、残念ながら今回の会見では概要は一切明かされなかった。しかし、記者からの質問に対しては関取氏が「VAIO事業から名物部長が参加してくれています。虎視眈々と機をうかがっています。本日は、乞うご期待、ということでお許し頂ければ」とコメントしている。

 「この規模なら、社員の1人1人がコミュニケーションできると思いますし、その想いが形にできると思います(関取氏)」。企画から量産までを安曇野の本社で一環する体制となった株式会社VAIOは、どのようなかたちで“PCの本質”を体現し、我々の元に届けてくれるのだろう。楽しみに続報を待ちたい。



ソニーストア

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2014年7月7日:掲載時、関取高行氏の氏名に一部誤りがありました。訂正し、お詫び申し上げます。

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