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スマホで始める「音楽アプリ部」 第49回

これでライブに行けるのか

600サウンドのアプリ「SampleTank」とMIDIキーボードの相性は?

2014年06月29日 12時00分更新

文● 藤村亮

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 当音楽アプリ部でも何度か紹介しているIK Multimediaの音楽アプリ。PC版直系のハイクオリティーなギターアンプシミュレーターアプリ「AmpliTube」や専用のコントローラーもリリースされている「DJ Rig」、リズムマシンアプリ「GrooveMaker」など多彩なアプリが揃っています。

 その中から今回はPC版のSampleTank 3も発表され、アップデートやアドオンの追加が気になるiOS向けシンセアプリ「SampleTank」を、37鍵フルサイズのMIDIキーボードコントローラー「iRig KEYS PRO」と合わせて試してみました。

サウンドは600種類以上、MIDIループは1000種類を超える

 SampleTankはハイクオリティーなシンセ音源を持つキーボードアプリ。「SOUNDS」「KEYS」「PADS」の3つのモードがあり、それぞれのモードを使い分けて演奏ができます。画面上部の各モードをタップすると切り替わります。

 各モード共通で、A/B/C/Dに音色パッチ(INSTRUMENTS)と自動演奏ループのMIDIデータ(PATTERNS)を割り当てることができ、その設定をプリセットとして128種類保存できます。つまりSOUNDSモードで設定したA~Dのパッチを、KEYSモードでもPADモードでも共通して使用できるということです。

 INSTRUMENTSのサウンドライブラリーは以下の通りです。

サウンドライブラリーカテゴリーとサウンド数
DRUMS 18
BASS 19
GUITAR 12
PIANO 10
ELECTORIC PIANO 9
ORGAN 12
CHROMATIC 11
STRINGS 9
BRASS 8
WOODWINDS 9
SYNTH LEAD 28
SYNTH PAD 21
VOICES 7
ETHNIC 9
PERCUSSION 2
SOUND FX 12

 全16カテゴリーに分かれ、基本の状態でも196種類のプリセットサウンドが用意されています。さらにそれぞれのカテゴリーにアドオンのサウンドパックを追加することで、600種以上ものプリセットサウンドが使用可能。

 PATTERNSのMIDIループは、サウンドライブラリーの楽器ごとにそれぞれのレンジと演奏ジャンルに合わせたパターンが大量に用意されており、こちらも1000パターン以上拡張することができます。MIDIループの再生と停止は画面右上部の再生アイコンをタップします。

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