PCも本格的に4K表示の時代へ!
広大なデスクトップは使いやすさも魅力
デスクトップPCでは、もはやエントリークラスのビデオカードでも4K出力が可能。具体的には、RADEONなら「RADEON HD 7700」以上(RADEON R5/R7/R9も可)、GeForceなら「GeForce GT 630」以上(現行のGeForce GTXシリーズも可)であれば4K出力できる。さらに、最近はノートPCでも4K表示が可能なものが出はじめている。
もちろん、4K対応のビデオカードが登場しているので、4K表示が可能な液晶ディスプレーも発売されている。特に28インチのものは7~8万円程度の価格で販売されており、4K製品としては手が出しやすい感じになっている。
なお、PC(グラボ)のHDMI端子は、基本的に(HDMI 1.4aまでとなるため)4K/60p出力はできないが、DisplayPortであれば4K/60p出力が可能。つまり、DisplayPort非搭載の4Kテレビには4K/60p出力はできないと考えたほうがいいだろう。
4Kアップコンバート機能を備えるBDレコーダー
BDレコーダー関連では、BDソフトなどを4K化して出力できる「4Kアップコンバート」機能を備えたモデルが増えてきている。
特にパナソニックの最上位モデルの「DMR-BZT9600」は、4K/60p出力も可能で、テレビ放送なども4K出力ができる。
4Kテレビ向けの機能なので、すべてのBDレコーダーが搭載するわけではないだろうが、4Kテレビの普及に合わせて対応機器は増えていくものと思われる。
次ページに続く。「AVアンプ、シアター機器も続々と4Kに対応」
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