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まもなく試験放送スタート!! あなたの知らない4Kの世界 第2回

BDレコからスマホまで……こんなにあった! 4K対応デジタル製品

2014年05月27日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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AVアンプ、シアター機器も続々と4Kに対応!

オンキヨーのAVアンプ「TX-NR636」。実売6万円台のエントリーモデルながら4Kパススルーおよび4Kアップスケーリングに対応。HDCP 2.2にも対応する

オンキヨーのAVアンプ「TX-NR636」。実売6万円台のエントリーモデルながら4Kパススルーおよび4Kアップスケーリングに対応。HDCP 2.2にも対応する

デノンの「AVR-X4000」(実売8万3000円前後)や「AVR-X2000」(同5万7000円前後)といったミドルクラスモデルも4Kパススルー&4Kアップスケーリングに対応

デノンの「AVR-X4000」(実売8万3000円前後)や「AVR-X2000」(同5万7000円前後)といったミドルクラスモデルも4Kパススルー&4Kアップスケーリングに対応

パイオニアが6月下旬に発売予定の「VSA-1124」(予想実売価格7万7000円前後)は4K/60p(4:4:4/24bit)に対応。4K/60pへのアップスケーリング機能も持つ

パイオニアが6月下旬に発売予定の「VSA-1124」(予想実売価格7万7000円前後)は4K/60p(4:4:4/24bit)に対応。4K/60pへのアップスケーリング機能も持つ

ヤマハの最新AVアンプ「RX-V577」(実売4万8000円前後)も4Kパススルーに対応。アップスケーリングは上位機種の「RX-A1030」(同9万円前後)から搭載されている

ヤマハの最新AVアンプ「RX-V577」(実売4万8000円前後)も4Kパススルーに対応。アップスケーリングは上位機種の「RX-A1030」(同9万円前後)から搭載されている

 最後はAVアンプやホームシアター機器。こちらも前回解説したとおり、4K対応の準備が整ってきている。

 AVアンプについては昨年からハイエンドモデルを中心に4K対応が進んでおり、最新モデルではエントリー~ミドルクラスモデルまでもが4K対応を謳っている。その普及度はダントツと言える。ただし、HDCP 2.2に対応したものはまだ少ないので、4K放送を視野に入れるなら製品選びは重要となる。

ソニーの「HT-ST7」も4Kパススルーに対応。同社のバータイプシアターシステムは4Kパススルー対応が結構進んでいる

ソニーの「HT-ST7」も4Kパススルーに対応。同社のバータイプシアターシステムは4Kパススルー対応が結構進んでいる

 ホームシアター機器でも4K対応機器が増えてきている。利便性を考えると4K対応は欠かせないものなので、今後登場するモデルはほとんどが4K対応となるだろう。

思った以上に4K環境は整っている
4K試験放送を機会に4Kに挑戦しよう!

 思った以上のさまざまなカテゴリーで4K化が進んでいることがわかっただろう。4K試験放送でさらに4K環境は整備されていくと思われる。4Kが気になっていた人はもちろんのこと、あまり4Kに関心のなかった人もぜひとも注目してほしい。

 もちろん、すぐに購入を考えなくてもいい。6月2日に試験放送が開始されれば、量販店などでも試験放送が見られるようになるはず。まずは、そこで4Kコンテンツの実力をじっくりと確かめるのがいいだろう。

 次回は、安価な4Kディスプレーとして注目のPC用4Kモニターをチェックしてみる。PC用モニターとして、テレビの代用として使える点で関心のある人は多いはず。いわゆる4Kテレビとの画質の実力の違いなども厳しくテストする。

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