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まもなく試験放送スタート!! あなたの知らない4Kの世界 第2回

BDレコからスマホまで……こんなにあった! 4K対応デジタル製品

2014年05月27日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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 試験放送の開始日程が具体的になったことで、にわかに脚光を浴びている「4K」。多くの人たちは真っ先に4Kテレビを思い浮かべるだろう。逆に言えば、それしか思い浮かばない人が多いだろうし、4Kテレビにしても製品数は少ないと思っている人がほとんどだろう。

 しかし、ホームシアター機器など4K対応の機器は思った以上に増えており、製品としてのジャンルはかなり多彩だ。そこで、今回は製品カテゴリー別に主要な4K対応製品を紹介していこう。

プライベートルームにも適した40V型クラスも登場
ラインナップ充実の4Kテレビ

シャープ「AQUOS UD20」シリーズ。ラインナップは70V/60V/52V型で、全機種HDMI 2.0、HDCP 2.2対応

シャープ「AQUOS UD20」シリーズ。ラインナップは70V/60V/52V型で、全機種HDMI 2.0、HDCP 2.2対応。今秋開始予定の4K VODサービスに対応

シャープ「AQUOS UD1」シリーズ。ラインアップは70V/60V型でHDMI 2.0対応。HDCP 2.2はアップグレードにて対応

シャープ「AQUOS UD1」シリーズ。ラインアップは70V/60V型でHDMI 2.0対応。HDCP 2.2はアップグレードにて対応

「AQUOS XL10」シリーズはフルHDパネルだが4K/30p入力に対応。ラインナップは80V/70V/60V/52V/46V型。HDCP 2.2対応

「AQUOS XL10」シリーズはフルHDパネルだが4K/30p入力に対応。ラインナップは80V/70V/60V/52V/46V型。HDCP 2.2対応

ソニー「BRAVIA X9500B」シリーズ。ラインナップは85V/65V型で、HDMI 2.0、HDCP 2.2対応

ソニーの「4K BRAVIA」最上位モデルの「X9500B」シリーズ。ラインナップは85V/65V型で、HDMI 2.0、HDCP 2.2対応。直下型バックライト採用

ソニー「BRAVIA X9200B」シリーズ。ラインナップは65V/55V型で、HDMI 2.0、HDCP 2.2対応

磁性流体スピーカー搭載のソニー「BRAVIA X9200B」シリーズ。ラインナップは65V/55V型で、HDMI 2.0、HDCP 2.2対応

ソニー「BRAVIA X8500B」シリーズ。ラインナップは70V/65V/55V/49V型で、HDMI 2.0、HDCP 2.2対応

ソニー4Kテレビの普及モデル「BRAVIA X8500B」シリーズ。ラインナップは70V/65V/55V/49V型で、HDMI 2.0、HDCP 2.2対応

東芝「REGZA Z9X」シリーズ。ラインナップは84V/65V/58V/50V型で、HDMI 2.0、HDCP 2.2対応

東芝「4K REGZA」最上位となる「Z9X」シリーズ。ラインナップは84V/65V/58V/50V型で、HDMI 2.0、HDCP 2.2対応

東芝「J9X」シリーズ。ラインナップは40V型のみ。HDMI 2.0、HDCP 2.2対応

東芝「REGZA J9X」シリーズ。ラインナップは40V型のみでタイムシフトマシン(常時録画機能)には非対応。HDMI 2.0、HDCP 2.2対応

パナソニック「VIERA AX800F」シリーズ。ラインナップは58V/50V型で、HDMI 2.0、HDCP 2.2対応

パナソニック「VIERA AX800F」シリーズ。ラインナップは58V/50V型で、HDMI 2.0、HDCP 2.2対応

パナソニック「VIERA AX800」シリーズは、外観こそ異なるがほぼAX800Fと同仕様。ただし、ラインナップには65V型がある

パナソニック「VIERA AX800」シリーズは、外観こそ異なるがほぼAX800Fと同仕様。ただし、ラインナップには65V型がある

 4Kテレビは各社が続々と参入しており、国内メーカーではシャープ、ソニー、東芝、パナソニック、海外メーカーではLGエレクトロニクスが日本で製品を発売している。

 上記で取り上げたような最新モデルでは、前回紹介したHDMI 2.0やHDCP 2.2への対応も問題はなさそう。ただし、上に掲載していない旧機種はアップデート対応などが必要な場合がある。

 今春モデルの注目は、40V型クラスのモデルも投入されてきたこと。大画面だけでなく、パーソナル用途に向けたミドルサイズのモデルは価格もより安価なこともあり、気になる人も多いだろう。

 今後の新機能としては、4K放送が本放送となると4K放送チューナー内蔵機が登場する可能性もあるだろう。あとは、4Kコンテンツの家庭内ネットワークでの配信や携帯端末への転送などがどうなるかだが、これについては今のところは具体的な動きはまだない。

大画面ならばこちらがお得? 4Kプロジェクター

ソニーの4Kプロジェクター「VPL-VW500ES」(実売74万円前後)。HDCP 2.2対応

ソニーの4Kプロジェクター「VPL-VW500ES」(実売74万円前後)。HDCP 2.2対応

ソニー4Kプロジェクターの上位機種「VPL-VW1100ES」(実売165万円前後)。2000ルーメンの高輝度投影が可能。HDCP2.2対応

ソニー4Kプロジェクターの上位機種「VPL-VW1100ES」(実売165万円前後)。2000ルーメンの高輝度投影が可能。HDCP2.2対応

JVCケンウッド「DLA-X700R」(実売77万円前後)は120000:1のダイナミックコントラストを実現。HDCP 2.2には対応していない

JVCケンウッド「DLA-X700R」(実売77万円前後)は120000:1のダイナミックコントラストを実現。HDCP 2.2には対応していない

下位モデルでダイナミックコントラストが60000:1の「DLA-X500R」(実売51万円前後)

下位モデルでダイナミックコントラストが60000:1の「DLA-X500R」(実売51万円前後)

 100インチを超える大画面投影も可能な液晶プロジェクターも、高級モデルは4K対応となっている。

 ソニーは4090×2160画素の4Kパネルを採用。ビクターは解像度は1920×1080ながらも独自の「e-shift」技術で4K表示を可能にしている。まだまだ高価な製品が多いので、より手頃な価格のモデルにも登場を期待したいところだ。


次ページに続く。「4K対応のビデオカメラ、デジタルカメラ」

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