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アスキー ウイルス図鑑 第9回

有名ウイルス&今知りたいセキュリティ用語をイラストで紹介

なんだかネットが遅い? コンフィッカーが潜んでいるかも

2014年04月24日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部 イラスト●sido魂

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 有名ウイルスや難しいセキュリティ用語をイラストでわかりやすく紹介するこの連載。お子さんがパソコンを使い始めたら一緒に読んでくださいね。
 9回目は、Windowsの脆弱性を悪用したワーム型の「コンフィッカー」です!

ウイルスファイル09
コンフィッカー(W32/Conficker.worm)

第9回は、Windowsの脆弱性を悪用したワーム型のウイルス「コンフィッカー」を紹介します。(イラスト:sido魂)

■何もしないけど感染力は抜群! 実はキケン度高し

 「コンフィッカー/Conficker」は、Windowsの脆弱性を悪用したワーム型のウイルスだ。感染すると、特定のウェブサイトにアクセスを繰り返す。そのため、トラフィックが混雑して、ネットへのアクセスが遅くなってしまう。PCのデータを盗んだり破壊したりはしないが、これはこれで厄介。また、感染したPCを利用して自分のコピーをどんどん作成し、ファイル共有を利用したり、USBメモリーなどに潜んだりしてほかのPCへ感染しようとする。発見されたのはそこそこ昔だが、亜種もたくさん確認されていて未だに感染報告がある。Windowsは必ず最新の状態に更新しておくようにしよう。

DATA
種別 ワーム
発見時期 2008年ごろ
ひっさつわざ
こうつうじゅうたい ねっとにむちゃくちゃあくせすしてつうしんそくどをおそくするぞ
ぶんしんぞうしょく こっそりじぶんのぶんしんをつくってどんどんふえていくぞ

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