ちょっと変わった音量操作だが
慣れてくるとiPhone内で大自然を歩き回れる
操作方法がわかったところで、音のアイコンの操作方法についても説明しよう。音のアイコンはカテゴリーごとに分かれているので、例えば「Birds」カテゴリーから、「Owl」(フクロウ)と「Seagulls」(カモメ)を並べても、色が違うだけで同じアイコンになってしまい、混乱しそうになる。タップすれば色を変えられるので、区別しやすいようにしておくといい。アイコンを長押ししてから上下にスワイプすることで、アイコンの大きさ自体も変えられるのもポイントだ。
さらにこのアプリ、音の中を自動で“歩く”ことさえできる。白い丸を長押しして、動かしたい方向と反対に、ちょうどパチンコのように引っ張る。後は指を離せば、白い丸がエアホッケーのパックのように画面中を動き回る。当然、それに合わせて音も大きなったり小さくなったりするため、様々な音の中を歩き回れるというわけ。
作った環境音は、メニュー画面の「+」の左右のトレイ型アイコンをタップすることでセーブ/ロードができる(右がセーブ、左がロード)。また、メニュー上の時計型のアイコンをスワイプすることで、スリープタイマー機能を設定することも可能だ。
さらに、バックグラウンド再生にも対応しているので、他のアプリを使用中でも音が聴ける。入眠時のBGMとしてももちろん、ゲームアプリのBGMの代わりに用いてもOKだ。
ざっと紹介してきたが、「リラックスするBGM」を生み出すアプリとしてはとても優秀。ただ音を出すだけではなく、音の一つ一つを好きに配置したり、白い丸を動かすことで変化も付けられるのが大きな長所だ。
また、ちょっとした演劇やプレゼンの際に、効果音を出すアプリとしても使える。音を左右に振るのも簡単だし、音量の調整もしやすい。操作次第では劇的な効果が得られるだろう。
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