Androidと比べるとiOSの静音カメラアプリは少ない。今回は、その中でも定番の「OneCam」を徹底解説する。単に静音なだけでなく、露出とフォーカスを別々に指定する機能や、連写するバーストモードなども用意。キレイなズームまで可能なスグレモノだ。
高速起動でサクサク取れる高機能カメラアプリ
静音カメラは盗撮に使われてニュースになることもあるので悪者扱い。とはいえ、日本のスマホカメラのシャッター音は相当大きく、外出先で撮影するのは気が引けるほど。マイク部分を手で押さえてもそれほど小さくならないので、対処しようがない。やはり、静音カメラの出番だ。
「OneCam」は古くからある静音カメラの定番アプリ。42回のバージョンアップで機能も充実し、神アプリとなったと言っていい。動作は軽快で、撮影した写真はさまざまなアプリに投稿できる。バックグラウンドでの保存に対応しているので、次回以降は瞬時に起動できるのもうれしいところ。
OneCam(マナー・連写) ~フリックで簡単シェア~ | |||
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価格 | 100円 | 作者 | Walker Software |
バージョン | 4.6.1 | ファイル容量 | 3.6 MB |
カテゴリー | 写真/ビデオ | 評価 | (4.5) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 6.0以降 |
単に撮影するなら、アプリを起動してシャッターボタンを押せばいいだけ。初期状態ではシャッター音が鳴るので、設定を変更しよう。GPSを利用した位置情報を埋め込むこともできる。撮影場所がわかるので旅行先などでは便利だが、自宅などプライベートで撮るならセキュリティー面でやや心配。状況に応じてオンオフする。
iPhoneのカメラは最高画質で撮影してしまう。例えば、iPhone 5/5sのカメラは800万画素で、解像度は2448×3264ドット。ファイルサイズは1.8MB前後だ。保存用や印刷用なら頼もしいが、ブログやSNSにアップするだけなら大きすぎる。その点、「OneCam」では解像度が4パターンから選べるのが便利。最大解像度は1920×1080ドットのフルHDで、iPhoneカメラの性能を引き出せるわけではない。その分、軽快に動作するというメリットがある。
撮影した写真はカメラロールに保存される。しかし、アプリ内のプレビュー画面から写真を開くと、EXIF情報やGPS情報、解像度などが表示される。さらに、EXIF情報の内容を確認することも可能だ。
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