高画質ズームでマクロ撮影も可能
通常デジタルズームは拡大すると、画像が荒くなるが、このアプリだとある程度までは補正されてキレイにズームできる。標準アプリでは難しマクロ風の撮影も可能だ。
露出とフォーカスを別々に指定する
通常は、撮影画面のタップしたところにフォーカスが当たり、露出もそこで計測される。しかし、暗いところで撮影する場合、露出とフォーカスを別々に指定したいことがある。標準のカメラアプリでは無理だが、本アプリなら「マニュアルモード」をオンにすれば利用できる。撮影時は、フォーカスしたいところをタップしたあと、赤い枠を露出したいポイントに動かして撮影すればいい。
SNSやメールで写真を転送・共有する
撮影した写真はカメラロールに保存されるので、ほかのアプリから利用できる。しかし、TwitterやFacebook、Instagramなど、利用するサービスが決まっているなら、本アプリから直接投稿することも可能だ。
設定をカスタマイズすればさらに快適に!
▲メニューから「設定」を開くと、さまざまな設定項目が現れる。普段はバッテリー消費を抑えるためにディスプレーを暗くしているなら、「iPhoneの明るさ」をオンにしよう。アプリを起動すると自動的に設定した明るさにしてくれる。次にスリープボタンを押すと、元の明るさに戻る。
日付を入れる場合、通常の白色のほか、黒やオレンジなども選べる。左右フリックで特定のSNSに投稿するジェスチャー機能も用意。Twitterに投稿する場合は、解像度をさらに小さく設定することができる。
以上が「OneCam」の説明書となる。静音というレア機能に加えて、連写やタイマー撮影機能、高画質ズームなど便利機能が満載。低解像度でOKな普段使いにぴったりな神カメラアプリだ。
筆者紹介─柳谷智宣
1972年生まれ。ネットブックからワークステーションまで、日々ありとあらゆる新製品を扱っているITライター。日経パソコンオンラインで「ビジネスPCテストルーム」、週刊SPA!で「デジペディア」を連載するほか、パソコンやIT関連の特集や連載、単行本を多数手がける。近著に「ポケット百科 GALAXY SII LTE 知りたいことがズバッとわかる本」(翔泳社)「Twitter Perfect GuideBook」(ソーテック社)、「Dropbox WORKING」(翔泳社)、「仕事が3倍速くなるケータイ電話秒速スゴ技」(講談社)。
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