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ネットアップが考える失敗しないフラッシュ活用術 第3回

エンタープライズで今すぐ使える「EF540」

性能だけでOK?オールフラッシュアレイの存在価値を考える

2013年08月19日 11時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

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EF540の正体は「超高速な普通のディスクアレイ装置」

 まずは安定した性能である。一部のオールフラッシュアレイにはスループットが安定しないという弱点があり、負荷によってはIOPSが一気に低下することがある。これに対して、EF540は遅延を1ミリ秒以内に抑えつつ、最大6GB/秒という安定した性能を出せるという。パフォーマンスを維持できる点は、エンタープライズにおいてきわめて重要な特性だ。

 性能のみではなく、容量面も優れている。800GBのSSDを最大24台搭載できるので、19.2TBという物理容量を実現する。すべてフラッシュでこれだけの容量が用意できれば、さまざまな用途で利用できるだろう。

最大24台のSSDを搭載できるEF540

 さらにエンタープライズにふさわしい信頼性も確保している。現在ではデータ保護のための機能はおろか、HA構成やホットスワップに対応していないオールフラッシュアレイも多い。それではいくら特筆した性能を持っていても、エンタープライズの領域で使うことはできない。その点、EF540では冗長化された2つのコントローラーがアクティブ-アクティブで動作しており、標準で高い可用性を持つほか、ファームウェア更新やパリティチェックもシステム停止なしで行なえる。オプションのソフトウェアを用いることで、スナップショットや同期/非同期のミラーリングが可能になっており、データ保護にも配慮された作りになっている。オールフラッシュアレイ製品でも最近はスナップショットなどの機能を搭載する製品が出てきたが、従来型ディスクアレイ装置の延長であるEF540の場合、もとからデータ保護を前提としているわけだ。

 そしてなにより重要なのが、全世界で50万台を超えるEシリーズの実績だ。エンタープライズストレージの選定では、速いからといって、信頼性やデータ保護に目をつぶるわけではない。ストレージにおいてなにより重要なソフトウェアの安定性が担保されている点は、非常に魅力的と言えるだろう。

 総じてEF540の魅力は「普通さ」なのだ。既存のストレージに比して圧倒的に高速なフラッシュを搭載することで、高い性能を実現。一方で、大容量や信頼性といった要件を満たし、使い勝手は普段通り。「超高速な普通のディスクアレイ装置」というのが、EF540の正体だ。

気になる性能特性の検証データもある

 多くのユーザーがオールフラッシュアレイに期待するのはやはり性能だ。ネットアップの取り組みで特に強調したいのは、EF540の性能特性を示す検証データを多数取りそろえている点であろう。以下では、実際のデータベースで用いられる4KBや8KBのブロックで、ランダムリードのIOPSを調べている。しかも12ドライブ、24ドライブのモデルごとの数字、RAID種別ごとの値まできちんと計測しているのだ。

EF540の最適な利用を検討するためのさまざまな検証結果を持っている

 実はオールフラッシュアレイの性能は、ランダムリードのピーク性能のみが提供されていることが多く。ブロックサイズに関しても、バイト単位や2KBなど、性能を出すために非現実的な値を使っていることが多い。しかし、ランダムリードのみのアプリケーションは存在しないし、バイト単位や2KBでDBとやりとりするケースは少ない。つまり、実際のアプリケーションの利用形態を反映していないわけだ。

 その点、ネットアップではEF540に関して5000以上の検証データを持っているという。こうした検証データを元にすれば、はじめてのフラッシュ導入でも失敗することは少ないだろう。国内でもEF540をはじめとしたフラッシュ製品を検証する体制は整っており、日本独自のテクニカルレポートも逐一アップしている。フラッシュ導入に成功したいユーザーはさっそくチェックしてもらいたい。

国内でもフラッシュの検証環境をきちんと用意している

■関連サイト

(提供:ネットアップ)

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